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『「やめる」習慣』p.56-57より ※クリック/タップで拡大

「習慣化のロードマップ」と見比べてみると、「○○期」が3つから4つに増えていたり、原則が一部違うものになっていたりといった細かな違いのほかに、新しく「スイッチング」という項目が入っています。これは何を意味するのでしょうか?

What’s スイッチング?

「スイッチング」とはやめたい行動を、同じような心理的メリットを得る別の行動に代えることを言います。そもそも、悪い習慣をやめられない理由は「それにより特定の欲求を満たし、一定の心理的メリットを得ている」ためです。そのため、代替行動で欲求を満たし、抵抗を和らげることができると、悪習慣を断ち切りやすくなります。

それでは、スイッチングの各ステップを説明していきましょう。

ステップ1 心理メリットを明確にする

一見同じ行動であっても「行為から感じる心理的メリット」は人によって違います。まずはやめたい行動について「そもそも、何のためにしているのか」を掘り下げましょう。

たとえば、ダイエット目的であれば「食べ過ぎ・飲みすぎをやめたい」ということになりますが、その理由は「ストレスからくる現実逃避」「口が寂しくてつい甘いもの食べたくなる」と、人よってさまざまです。下記の引用部分も参考にしながら、まずは「自分はなぜ食べ過ぎ・飲みすぎをするのか」をまず考えてみてください。

まずは、自分がやめたい習慣をリストアップして、その習慣で得ている心理的メリットを書き出してみてください。その際、次の3つの質問を投げかけながら考えると、浮かびやすくなります。
質問1 どんなときにその習慣をやってしまいますか?
質問2 その習慣行動の直後、どんな気持ちになりますか?
質問3 心理的メリットまたはその習慣で満たせる欲求は何ですか?

(『「やめる」習慣』p72-73より)