本当にわかる論理学

発売日 2010.09.24
著者 三浦俊彦
判型 四六判/並製
ページ数 272
ISBN 978-4-534-04758-8
価格 ¥1,620(税込)

論理学とは、結論に至るまでの考え方、つまり、「思考プロセスそのもの」を学ぶ学問。本書では、「論理とは何か?」を明らかにしながら、「論理学」の基礎をやさしく解説します。本書での理解度を確認できる「演習問題」付き!

≪章立て≫
序章 「論理を学ぶこと」の困難
第1章 論理と論理ならざるもの
第2章 「論理」から「論理学」へ
第3章 論理学の規則を学ぼう
第4章 論理学の原理を確かめよう
第5章 「論理的な誤り」を避けるために

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章立て

はじめに

序章 「論理を学ぶこと」の困難

 01 なぜ「論理を学ぶこと」は難しいのか? 010

 02 論理は知よりも倫理にかかわる? 012

 03 素人と専門家の「論理」は対等か? 014

第1章 論理と論理ならざるもの

 01 なぜ「論理的」でなければならないのか? 018

 02 そもそも「論理」とはなんだろう? 020

 03 問題解決の方法は論理だけでない? 022

 04 論理以外の能率的な解き方とは? 025

 05 論理と直観を併用するとうまくいく? 027

 06 「疑ってかかること」がキホン 030

 07 論理の反対語は「事実」? 033

 08 論理は「経験」に左右されない 035

第2章 「論理」から「論理学」へ

 01 何が正しいかを論理学で決められるのか? 038

 02 「ほんと」(真)でも「うそ」(偽)でもない? 041

 03 論理学では「主語」も「目的語」も同じ? 044

 04 この文がなぜ真か偽でありうるのか? 047

 05 時によって同じ文でも意味が違ってくる 050

 06 「したがって」で思考が生まれる? 052

 07 推論の種類は多次元である 055

 08 脳の限界を突破する思考法 057

 09 議論を始めるのは、実は難しい? 060

 10 「でない」では否定したことにならない? 063

 11 辻褄を合わせるにはどうするか? 066

 12 役に立たなくても正しいほうがいい? 068

 13 「クジラは肺呼吸する」は間違いだ! 071

 14 新たな知識へと拡張していくには? 074

 15 間違いないはずなのになぜか間違っている? 077

第3章 論理学の規則を学ぼう

 01 まず数の関数の仕組みを理解する 082

 02 なんであれ関数で表わせるのか? 085

 03 関数に「真」「偽」を当てはめると? 088

 04 機械的に真偽が決まらなくてもいい? 091

 05 「かつ」とは何か? 094

 06 「かつ」は使い方を間違いやすい? 097

 07 「または」も意味は一つではない? 100

 08 「ならば」はあまりに多種多様だが…… 103 

 09 「ならば」は定義できるか? 106

 10 「ならば」をとりあえず定義したものの…… 109

 11 「ならば」が伝える情報量は? 112 

 12 論理と集合は同じ記号を使っている? 115 

 13 文そのものをつくる関数がある 118

 14 人間も「関数」と解釈してよい? 121

 15 「開いた文」の真偽を決める方法 124

 16 「すべて」「ある」という言葉は論理に不可欠? 127

 17 「誰もが死ぬ」は論理学ではこう書く 130

 18 「誰かが走る」は論理学ではこう書く 133 

 19 日常言語でなく論理学の文法に従う 136

 20 論理式は意外と自由である? 139

 21 論理式に翻訳してみよう! 143

 22 「現実ではない世界」はいかに使えるか? 146

第4章 論理学の原理を確かめよう

 01 当り前の原理が役に立つ? 150

 02 原理もこの表現では誤解を招く 153

 03 拝中律は必ず正しいか? 156

 04 「でないことはない」は「である」でいいのか? 159

 05 代表的な三段論法とは? 162

 06 正しい原理のはずなのに間違える? 165

 07 正面から説得するよりうまい方法とは? 168

 08 「宇宙人はいないかもしれない」の否定文は? 171

 09 三段論法をきめ細かく使うには? 174

 10 具体例と一般論を往復する推論 177

 11 望ましい推論を続けてゆくコツは? 180

 12 何かが「ない」ことは証明できるか? 183

 13 相手の言葉は正しいと想定せよ 186

第5章 「論理的な誤り」を避けるために

 01 「権威」に頼れば正しいか? 190

 02 こうして論点はすり替えられる 192

 03 結論は先取りすべきでない 194

 04 正しい推論に似ていても…… 196

 05 白か黒しか仮定できないのか? 198

 06 一定した意味で言葉が使われているのか? 200

 07 「注目すべき一致」などなかったのでは? 203

 08 信じる前に、謙虚に反省することが大切 206

 09 不利な情報は陰に陽に隠される 209

 10 善悪の論争には倫理学も必要 212

■演習問題

 第1問 真理表を活用する問題

 第2問 書き換え・・同型問題

 第3問 ランダム条件を使う問題

 第4問 非構成的な証明 構成的ジレンマを使う問題

 第5問 自己言及を使う問題

 第6問 自己言及で真偽を操る問題

さくいん

著者プロフィール

三浦俊彦

みうら・としひこ
1959年生まれ。89年、東京大学大学院比較文学比較文化専門課程修了。現在、和洋女子大学教授。研究分野は、美学、分析哲学、形而上学。主な著書に、『論理パラドクス』『論理サバイバル』『心理パラドクス』『戦争論理学』(以上、二見書房)、『虚構世界の存在論』(勁草書房)、『可能世界の哲学』『論理学入門』(以上、NHKブックス)、『ゼロからの論証』『多宇宙と輪廻転生』(青土社)、『シンクロナイズド・』(岩波書店)など。

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