右方向の車庫入れ

右方向の場合はカーブの内側が運転席側となり、若干視認しやすくなりますので、まずは窓を開けて直接目で見ながらハンドル操作をするといいでしょう。

右方向の車庫入れにおけるチェックポイント(p.38-39より)
右方向の車庫入れにおけるチェックポイント(p.38-39より、図をクリック/タップで拡大)

前から入れる車庫入れは、出るときが大変!

車の運転に慣れなかったり、勘を取り戻せないうちは「苦労してできるようにならなくとも、前から車庫にいれてしまえばいい」と考えたくなります。しかし、どうしても前から入れざるを得ない場合を除き、後ろから入れる練習をしたほうがいいでしょう。理由として、

  • 出るときの後方確認が大変(道路を走る他の車の流れへの合流や、子ども・動物がいないかなどの安全確認がやりにくい)
  • 外輪差および内輪差の問題により、車体前部がどこにもぶつからずに通過できたとしても、後部も同様に通れるとは限らない

といったものが挙げられます。このうち2つ目の理由について詳しく説明すると、以下のようになります。

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(p.40より)

「車庫入れ」「縦列駐車」のコツは以上になります。本記事冒頭でも述べたように、各地の自動車学校ではドライバーに復帰する人のための教習を行なっているところもありますので、本記事の内容と合わせて活用してみてください。