人名・地名 おもしろ雑学

日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。

交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。

著者プロフィール

森岡 浩(もりおか・ひろし)

姓氏研究家・野球史研究家。1961年高知市生まれ。土佐高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。学生時代から独学で姓氏研究を始め、文献だけにとらわれない実証的な研究を続けている。一方、高校野球を中心とした野球史研究家としても著名で、知られざる地方球史の発掘・紹介につとめているほか、全国各地の有料施設で用いられる入場券の“半券”コレクターとしても活動している。

現在はNHK「日本人のおなまえっ!」解説レギュラーとして出演するほか、『名字の地図』『高校野球がまるごとわかる事典』(いずれも小社刊)、『名字の謎』(新潮社)、『日本名字家系大事典』(東京堂出版)など著書多数。

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今年も長野放送「フォーカス信州」に出演

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2022/03/22 14:38

(画像はNBS公式サイトよりキャプチャ)

先日、長野放送の「フォーカス信州」に出演してきた。

この番組は長野放送が月に1回放送するローカル番組で、昨年5月に私の出演した特集「信州人の名字」が好評だったことから、第2弾として企画されたもの。前回と同じく吉本興業「あなたの街に住みますプロジェクト」の長野県担当芸人である、こてつの2人(北村智、河合武俊)とともに、長野県の名字について紹介した。

前回は長野県のベスト100の紹介をメインとした構成だったので、今回は県内を北信・東信・中信・南信の4つの地域に分けて、各地域の特徴や珍しい名字などを順次紹介する他、県内77市町村の最多名字も発表。面積が広く、江戸時代には小藩の多かった長野県では、地域によって名字も大きく違っている。もちろん珍しい名字も紹介。「一本鎗」さんや「白馬」(はくば)さんが名字の由来を語ってくれている。

放送は3月25日(金)19:00~。長野県域で放送された後、FOD、Tver、Gyao、Yahooアプリで放送後2週間の見逃し配信がある他、FODでは半年間に渡って有料で配信される予定。長野県出身で関東や関西などに在住のため地元放送を見られない方は、ぜひこうしたサービスを利用してみていただきたい。

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