社長はデータをこう活かせ!

発売日 2014.04.16
著者 平井明夫/酒井勇貴
判型 四六判/並製
ページ数 224
ISBN 978-4-534-05178-3
価格 ¥1,650(税込)

各部署に埋もれている「顧客、商品・製品、経費」等のありふれたデータを活かせば、会社は儲かります。本書では、セグメント別損益・予算管理・経営計画等を用いて、赤字の原因、高利益の顧客や商品等を見極め、会社の利益を伸ばす方法を解説します。

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詳細

1章 数字に裏付けされた経営計画を立てる
 売上が大きい顧客が上得意客とは限らない 16
 セグメント別損益で経営を悪化させる「あいまいさ」をなくす 20
 売上予算だけ達成しても黒字にはならない 33
 本当に予算は機能しているか? 36
 “根拠のない”経営計画は立てるべきではない 45

2章 セグメント別損益で適切な経営判断をする
 セグメント別損益で本当の上得意客がわかる 50
 顧客別の利益はどうやったらわかるか? 65
 原価を計算する方法はいろいろある 71
 セグメントの正しいつくり方 77

3章 聖域なきコストの可視化を実現する
 事業の良しあしは営業利益で評価しよう! 86
 聖域のないコストの分割がセグメント別損益の決め手 97
 コストを分割する時のテクニック1 地代家賃 105
 コストを分割する時のテクニック2 個人にひも付ける 115

4章 受注・商談データで未来を予測しよう
 会計データからは、売上の見通しは見えてこない! 126
 商談を管理すれば将来の売上が見えてくる! 134
 いざという時にどうやって黒字を確保するか? 149
 経費をコントロールするためのテクニック1 予算管理 161
 経費をコントロールするためのテクニック2 グラフで「視覚化」 170

5章 経営計画で「軌道修正」と「成長投資」の二兎を追う
 売上だけ立てても意味はない! 186
 新規顧客・新製品に頼らない! 193
 業態ごとに精度の高い原価計画を立てる 203
 経費計画は人員計画からはじめ、それ以外は3つに分けて立てる 206
 利益計画はセグメント別、シナリオ別に立てる 211

著者プロフィール

平井明夫/酒井勇貴

ひらい・あきお
株式会社エムキューブ・プラスハート取締役。大阪大学基礎工学部卒。ソフトウエアベンダーのマーケティング担当として事業企画に携わった後、コンサルティング会社役員として自ら中小企業経営を経験する。現在は、この経験を活かして、IT業界を中心に、中堅・中小企業の新規事業立上げ、事業再編の支援を行っている。並行して、ライフワークとしてのデータ分析に関する講演・執筆活動を行っており、多数の著書・共著書がある。特に、『データ分析できない社員はいらない』(クロスメディア・パブリッシング)は4万部を超えるベストセラーとなり、『データ分析の基本と実務』(翔泳社)は韓国語版も出版されている。

さかい・ゆうき
クリエイティブパーソンズ代表。長岡技術科学大学大学院工学研究科修了。中小企業診断士/経営学修士。産業資材メーカーで新製品・生産技術開発に携わった後、独立系ベンチャーキャピタルグループにて投資支援先の新商品企画・新規事業立ち上げのハンズオン支援を行う。その後、経営幹部として、この新規事業のマネジメントを経験。会社の売上高の3分の1を占める中核事業を創り上げることに成功した。現在は、中小・ベンチャー企業の新規事業企画・Webマーケティング戦略立案を中心としたハンズオン支援のほか、売上アップやマネジメントの原理原則をわかりやすく解説した経営セミナーなども行っている。

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