図解力の基本

発売日 2010.06.16
著者 山田雅夫
判型 四六判/並製
ページ数 208
ISBN 978-4-534-04713-7
価格 ¥1,430(税込)

「図解したいけどうまく描けない」「せっかく描いたのに伝わらない」そんな人のための図解のちょっとしたコツを伝授。よくやってしまいがちなミスを「悪い例→いい例」という構成で指摘。思考を整理する図の描き方、伝わる図の見せ方がひと目でわかる!

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序章 図解力ってなに?

 1 図解ってこんなにスゴイ 12

 2 図解はどんな場面で使えるの? 14

 3 図解のコツを簡単につかむには? 16

 4 どうやって図を描くの? 18

 5 メモで整理してから図を描く 20

 6 図解のたたき台を手描きでつくる 21

 コラム序 図解って、絵が苦手な人は描けないの? 22

 序章のまとめ 24

第1章 「メッセージ」を明確にする

 7 四角と矢印で図解の「基本形」をつくる 26

 8 因果関係「AだからB」を矢印(→)で示す 28

 9 変化「AからBへ」を矢印(→)で示す 30

 10 因果関係と変化の違いを伝える 32

 11 対立・矛盾「AしかしB」は矢印(?)で示す 34

 12 AとBのやりとりを2つの矢印(?)で示す 36

 13 タイトルをつけて意図を伝える 38

 14 まとめをつけて要点を示す 40

 15 いいたいことを盛り込みすぎない 42

 コラム1 矢印の先は、三角形がいいの? 線がいいの? 44

 第1章のまとめ 46

第2章 「型」を選ぶ

 16 どうやって「型」は選ぶの? 48

 17 「ベン図」を使って重なりに注目する 52

 18 「プロセス」を使ってスケジュールを把握する 54

 19 「プロセス」で分解して変化を示す 56

 20 「ツリー」で全体像と構造をつかむ・ 58

 21 「ツリー」で全体像と構造をつかむ・ 60

 22 「マトリックス」で商品を分析する 62

 23 「マトリックス」で市場環境を分析する 64

 24 「マトリックス」で強みと弱みを分析する 66

 25 「包括ベン図」で市場を見る 68

 26 「循環図」で一連のサイクルを示す 69

 27 「循環図」は要素が4つならひし形に 70

 28 「放射図」で構成要素を示す 71

 29 図解はあらゆる場面で活用できる 72

 コラム2 マトリックスの2軸を選ぶコツ 74

 第2章のまとめ 76

第3章 「グラフ」を作成する

 30 「グラフ」の形はどうやって選ぶの? 78

 31 表をもとにグラフへ加工する 80

 32 「表」で強調したいところを目立たせる 82

 33 2010年は「10年」と表記しない 83

 34 アンケートや調査は「出所」を明記する 84

 35 グラフには、当然の情報も書き込む 86

 36 「折れ線グラフ」で推移を示す 87

 37 「折れ線グラフ」の点に注意する 88

 38 「棒グラフ」で関係式を表現する 90

 39 「棒グラフ」は原点を描き途中を省かない 92

 40 「棒グラフ」の3D表現は避ける 94

 41 「棒グラフ」は幅と間隔に気をつける 96

 42 グラフでおおよその推移を伝える 98

 43 「円グラフ」は内訳・シェア・割合を示す 100

 44 「円グラフ」と「棒グラフ」を使い分ける 102

 45 「円グラフ」も厚みをつけない 104

 46 「棒グラフ」で比べる 105

 47 「分布」は偏らないように注意する 106

 48 「多角形グラフ」で複数の評価を示す 108

 コラム3 基本さえ押さえれば、グラフで相手もだませる? 109

 第3章のまとめ 110

第4章 「テキスト」を書き込む

 49 テキストを図に書き込むときのポイントは? 112

 50 専門用語や業界用語を使わない 114

 51 絵を使ってより親切に説明する 116

 52 フォントの種類は多すぎないこと 118

 53 プロポーショナルフォントを使う 120

 54 数字の表記はそろえる 122

 55 見やすく改行する 124

 56 文字の向きを縦、横で混ぜない 125

 57 箇条書きは「ヘッドの記号」をそろえる 126

 58 フォントサイズを大きくして強調する 128

 59 文字列の傾きは30度以下におさえる 129

 60 アイコンを使う 130

 61 文字サイズは相手の目にやさしく 132

 コラム4 図解上達のカギはメールにある? 134

 第4章のまとめ 136

第5章 「レイアウト」を整える

 62 レイアウトを整えるときのポイントは? 138

 63 キーワードを出したあと配列を整える 140

 64 目の流れは「Z」を意識する 142

 65 矢印のつき方から見やすい配置へ直す 144

 66 矢印の位置はそろえる 146

 67 配置がランダムなときには枠は「円」がふさわしい 147

 68 矢印は単純な形を選ぶ 148

 69 枠の縦横のサイズをあわせる 150

 70 吹き出しを効果的に使う 151

 71 ライン上のアイテムは間隔をそろえる 152

 72 上下左右をそろえて見栄えをよくする1 154

 73 上下左右をそろえて見栄えをよくする2 156

 74 重要な枠だけを円などに変える 158

 75 メッセージをそえて枠を強調する 160

 76 三角形を視覚効果として使う 162

 77 縦と横の長さは黄金比で決めよう 164

 コラム5 レイアウトの最大のコツは「余白」? 165

 第5章のまとめ 166

第6章 「色」をつける

 78 色をつけるときのポイントは? 168

 79 本当に強調したいところだけに色を使う 170

 80 表に使う色は1色 171

 81 色数は絞る 172

 82 強い黄色はあまり使わない 174

 83 内容にあった色を使う 176

 84 モノクロコピーでもわかるように色を選ぶ 178

 85 表のアミかけを効果的に使う 180

 86 強調箇所だけアミかけして線に色をつける 182

 87 アクセントカラーの文字は2割以内に 184

 88 グラフに色をつけて強調する 186

 コラム6 好調な会社、優秀な人は「色」にこだわる? 187

 第6章のまとめ 188

おわりに 189

著者プロフィール

山田雅夫

やまだ・まさお

山田雅夫都市設計ネットワーク代表取締役。都市設計家、一級建築士、技術士。1951年、岐阜県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒。科学万博(1985年開催)の会場設計、東京臨海副都心開発、横浜みなとみらい21の開発構想案づくりなどに参画。速描スケッチの第一人者でもあり、東急セミナーBE、読売日本テレビ文化センター、東武カルチュア、NHK文化センターなど、20以上の講座でスケッチや絵画を指導し、キャンセル待ちが出る人気講師。著書に『水彩スケッチのきほん』(日本実業出版社)、『スケッチは3分』(光文社新書)、『新15分スケッチ練習帖【基礎ドリル編】』(あさ出版)、『絵解きでわかる日本の城』(日東書院本社)など多数、累計100万部を超える。

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