法人税申告書のしくみとポイントがわかる本

発売日 2010.01.22
著者 高下淳子
判型 A5判/並製
ページ数 208
ISBN 978-4-534-04666-6
価格 ¥1,728(税込)

初めて法人税申告の仕事をする人のための本。申告書を難しく感じる「3つのカベ」をクリアしたのち、最も重要な別表一(一)・四・五(一)・五(二)のしくみと決算書との関係を徹底的に解説します。『法人税申告書の書き方がわかる本』と併せてお薦めします。

≪章立て≫
序章 なぜ、法人税申告書は難しく感じるのか
第1章 知っておきたい法人税の世界
第2章 最初の一歩! 別表一(一)、四、五(一)、五(二)
第3章 別表四と別表五(一)の美しき連携プレー
第4章 個別の別表と別表四、別表五(一)のつながり
第5章 法人税申告書の作成と決算書の確定の具体的事例

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章立て

はじめに

序章 なぜ、法人税申告書は難しく感じるのか

 なぜ、「法人税申告書」は難しく感じるのか 12

  ●「法人税申告書」を難しく感じる3つの理由

  ●「1つ目のカベ」の突破法 → 税法用語の攻略

  ●「2つ目のカベ」の突破法 → 決算書とのつながり

  ●「3つ目のカベ」の突破法 → 別表四と別表五(一)のつながり

第1章 知っておきたい法人税の世界

 1 法人税が課税されるのは「所得」 26

  ●「利益」と「所得」は一致しない!

 2 法人税での「益金」って何? 28

  ●「収益」と「益金」のくわしい中身

  ●益金に関する「別段の定め」

 3 法人税での「損金」って何? 31

  ●「費用および損失」と「損金」のくわしい中身

  ●損金に関する「別段の定め」

  ●「損金算入」に関する3要件

 4 実際のところ、「所得」はこう計算する 35

  ●所得計算の流れを再確認しよう

 5 決算書に記載すべき「決算調整」 37

  ●「決算調整」と「申告調整」の違い

  ●「決算調整」を忘れたら・・・・・・

 6 「申告調整」は2種類ある 39

  ●必須調整と任意調整

  ●利益と所得は同時に計算される

 7 「利益」が「所得」に変わる流れ 42

  ●利益に申告調整を行ない所得を計算する

 8 法人税申告書の提出と納付期限 45

  ●確定申告書の提出と納付期限

  ●中間申告書の提出と納付期限

 9 法人税申告書に添付すべき決算書類 47

  ●必ず作成しなければならない別表とは

  ●法人税申告書別表に添付する決算書類

 10 法人税等の表面税率と実効税率 50

  ●法人税の税率

  ●住民税の税率

  ●事業税と地方法人特別税

  ●表面税率と実効税率

第2章 最初の一歩! 別表一(一)、四、五(一)、五(二)

 1 主な「法人税申告書」はコレだ! 56

  ●主要な申告書別表のつながり

  ●申告書と決算書のつながり

 2 何のために「法人税申告書」を作成するのか 59

  ●法人税申告書を作成する2つの目的

  ●「所得」を正しく計算して、適正に納税する

  ●会計では内部留保した税引後「利益」が純資産に含まれる

  ●税務では留保した課税済み「所得」が純資産に含まれる

 3 別表四で「課税所得」を計算する 63

  ●別表四は「税務の損益計算書」

  ●別表四の「留保」欄に記載する項目

  ●別表四の「社外流出」欄に記載する項目

 4 別表一(一)で「法人税額」を計算する 67

  ●別表一(一)への記載内容

  ●別表一(一)での税額計算の流れ

  ●別表一(一)と決算書のつながり

 5 別表五(一)で「税務の純資産」を計算する 71

  ●別表五(一)の役割

  ●「純資産の部」と別表五(一)

  ●別表五(一)の増減欄への記載

  ●「納税充当金」と「未納法人税等」

 6 株主資本等変動計算書と別表五(一)のつながり 77

  ●「株主資本等変動計算書」の内容と役割

  ●株主資本等変動計算書と「剰余金の配当」

  ●株主資本等変動計算書と別表

 7 別表五(二)は税金納付の明細書 80

  ●「租税公課」の納付状況

  ●「納税充当金」と「未払法人税等」

  ●「納税充当金」の別表への記載

  ●損金にならない租税公課

  ●損金算入される租税公課

  ●別表五(二)と別表四のつながり

第3章 別表四と別表五(一)の美しき連携プレー

 1 別表四と別表五(一)とのつながり 90

  ●別表四と別表五(一)が重なり合う部分

  ●別表四での留保所得金額の計算

  ●別表五(一)での純資産額の計算

  ●事例で別表四と別表五(一)の関係を解明しよう

  ●別表四を別表五(一)どおりに書けばよく分かる(総額記入)

  ●実務でよく見る「純額記入」でもバッチリ

  ●損益計算書と別表四のつながり

  ●貸借対照表と別表五(一)のつながり

  ●法人税等の経理処理の基本は3つだけ

 2 前期確定分の法人税等の納付 99

  ●具体例で「法人税等」の動きを追いかけよう

  ●前期分の納付を別表五(一)へ記入する

  ●別表四の「純額」による記入

  ●別表四の「総額」記入で別表五(一)と完全一致

 3 損金経理による中間納付 103

  ●中間納付額の別表五(一)ヘの記入ルール

  ●別表四ヘの「純額」による記入

  ●別表四への「総額」による記入

 4 当期確定分の未払計上 106

  ●別表五(一)と別表四ヘの記入

  ●別表四の「純額」による記入

  ●別表四の「総額」による記入

  ●決算書と別表五(一)のつながり

  ●別表四の留保所得と別表五(一)の関係

  ●別表四と別表五(一)の検算

  ●別表五(二)ヘの記載内容

 5 中間決算で未払法人税等を引き当てる場合 115

  ●中間納付額を未払法人税等に計上するケース

  ●「納税充当金」と「未納法人税等」の別表五(一)への記入

  ●別表五(二)ヘの記載内容

 6 中間納付額が還付される場合 118

  ●中間納付額の還付額を未収計上する場合

  ●「未収還付税金」の計上と別表五(一)ヘの記入

  ●別表四ヘの記入

  ●未納法人税等のマイナスとして表示しない場合

 7 法人税等の引当仕訳と別表四の作成 122

  ●決算確定と別表四の作成の流れ

  ●決算書と法人税申告書の作成

  ●ステップ1 課税所得と法人税等の要納付額を計算する

  ●ステップ2 未払法人税等の引当仕訳

  ●ステップ3 決算の確定と別表四の完成

  ●「税務上の純資産」と「会計上の純資産」

第4章 個別の別表と別表四、別表五(一)のつながり

 1 「同族」と「非同族」の判定 別表二 134

  ●同族会社と非同族会社

  ●同族会社の定義

  ●特定同族会社の定義

  ●実質1人会社への規制

 2 交際費等の税務での取扱い 別表十五 137

  ●交際費等の定義

  ●交際費等の損金不算入額

  ●交際費課税から除かれる費用

  ●別表十五の記載での留意点

 3 減価償却を知っておこう(定額法) 別表十六(一) 140

  ●定額法では耐用年数で均等に償却する

  ●税務上の償却限度額

  ●減価償却費の経理要件と償却限度超過額

  ●「減価償却超過額」がある場合の別表

  ●別表十六(一)と別表四、別表五(一)のつながり

 4 減価償却を知っておこう(定率法) 別表十六(二) 144

  ●「定率法」における償却率

  ●定率法でも耐用年数内に全額償却する

  ●「減価償却超過額」がある場合の別表

  ●別表十六(二)と別表四、別表五(一)のつながり

 5 金銭債権と貸倒引当金 別表十一(一)、十一(一の二) 148

  ●債権を2つに区分して貸倒を見積もる

  ●ちょっと危ない「個別評価金銭債権」への繰入

  ●その他の「一括評価金銭債権」ヘの繰入

  ●「繰入限度超過額」がある場合の別表

  ●貸倒引当金の繰入限度超過額と別表四、別表五(一)

 6 受取配当金が課税されない特例 別表八(一) 151

  ●受取配当金が課税されない理由

  ●益金不算入額の計算

  ●益金不算入のための申告要件

  ●益金不算入額と別表四との関係

 7 源泉徴収された所得税を取り戻す 別表六(一) 154

  ●受取利息と受取配当金から源泉徴収される税金

  ●源泉徴収された税金と「別表四」

  ●税額控除と別表六(一)と別表四

第5章 法人税申告書の作成と決算書の確定の具体的事例

 1 申告書作成の具体的事例 158

  1. 会社の基本情報

  2. 交際費等の内容確認と別表十五の作成

  3. 減価償却費の計算と別表十六(一)、十六(二)の作成

  4. 貸倒引当金の繰入額の計算(一括評価金銭債権)と

   別表十一(一の二)の作成

  5. 受取配当金の整理と別表八(一)の作成

  6. 源泉徴収された所得税等の整理と別表の作成

  7. 租税公課勘定の整理と別表五(二)の作成

  8. 法人税等(法人税、住民税および事業税)の整理と

   別表五(二)の作成

  9. 別表一(一)で法人税を計算する

  10. 住民税と事業税を計算する

  11. 未払法人税等の引当仕訳

 2 主要な申告書別表どうしのつながり 166

  1. 別表四と別表五(一)のつながり

  2. 別表五(二)と別表五(一)のつながり

  3. 別表五(二)と別表四のつながり

 3 主要な申告書別表と決算書のつながり 169

  1. 別表四と損益計算書のつながり

  2. 別表五(一)と貸借対照表のつながり

  3. 別表五(二)と決算書のつながり

  4. 決算書と申告書を比較しておこう

 4 中間決算で「未払法人税等」に計上する場合 174

  1. 別表四の記載

  2. 別表五(一)の記載

  3. 別表五(二) の記載

 5 中間納付額が還付となる場合 177

  1. 還付税金に関する仕訳

  2. 未払法人税等の計上

  3. 未収還付法人税等の額の明細

  4. 別表四と損益計算書のつながり

  5. 別表五(一)と貸借対照表のつながり

  6. 別表五(二) の記載

  7. 別表四と別表五(一)のつながり

 サンプル会社の別表の実例

著者プロフィール

高下淳子

こうげ・じゅんこ
税理士・米国税理士・CFP(R)。外資系コンサルティング会社(監査法人)に勤務ののち独立開業。現在、税務会計顧問業、経営コンサルティング業のほか、全国各地の金融機関、シンクタンク、商工会議所、各種同業者団体、企業等の講演・セミナー講師としても活躍中。講演テーマは広く、経営幹部、後継経営者、新入社員、営業担当者、経理担当者などを対象としたきめ細かい指導と、明快かつ、わかりやすい実践的講義には定評がある。

関連書籍

訂正情報

  • 平成28年度税制改正に伴う補遺(法人税関連)を用意しました

    2016.06.10

    平成28年度税制改正に伴い、弊社書籍の補遺(法人税関連)をアップしました。対象書籍ならびに対象刷は下記の通りです。

    • 経理部長が新人のために書いた経理の仕事がわかる本(ISBN:978-4-534-03873-9)、26~30刷
    • 小さな会社の事務がなんでもこなせる本(ISBN:978-4-534-04014-5)、17~18刷
    • 法人税申告書の書き方がわかる本(ISBN:978-4-534-04333-7)、13~14刷
    • 小さな会社の経理事務がなんでもこなせる本(ISBN:978-4-534-04471-6)、8~9刷
    • 法人税申告書のしくみとポイントがわかる本(ISBN:978-4-534-04666-6)、12~13刷
    • 小さな会社の総務・経理の仕事ができる本(ISBN:978-4-534-04830-1)、1~2刷
    • 最新法人税と経理処理のしくみがわかる本(ISBN:978-4-534-04832-5)、3刷
    • 税金のしくみと仕事がわかる本(ISBN:978-4-534-04853-0)、1~2刷
    • 世界一わかりやすい法人税の本(ISBN:978-4-534-04964-3)、1~3刷
    • 最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金(ISBN:978-4-534-05005-2)、2刷
  • 【法人税関連】平成27年度税制改正に伴う、弊社書籍の補遺を用意しました

    2015.05.25

    掲題の通り、平成27年度の税制改正に伴う弊社書籍の補遺を用意しました。対象書籍および対象刷は下記のとおりです。

    • 経理部長が新人のために書いた 経理の仕事がわかる本(ISBN:978-4-534-03873-9)、26~28刷
    • 小さな会社の事務がなんでもこなせる本(ISBN:978-4-534-04014-5)、17刷
    • 法人税申告書の書き方がわかる本(ISBN:978-4-534-04333-7)、13刷
    • 小さな会社の経理事務がなんでもこなせる本(ISBN:978-4-534-04471-6)、8刷
    • 法人税申告書のしくみとポイントがわかる本(ISBN:978-4-534-04666-6)、10~11刷
    • 小さな会社の総務・経理の仕事ができる本(ISBN:978-4-534-04830-1)、1~2刷
    • 最新 法人税と経理処理のしくみがわかる本(ISBN:978-4-534-04832-5)、3刷
    • 税金のしくみと仕事がわかる本(ISBN:978-4-534-04853-0)、1~2刷
    • 世界一わかりやすい法人税の本(ISBN:978-4-534-04964-3)、1~2刷
    • 最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金(ISBN:978-4-534-05005-2)、1~2刷
  • 平成25年施行の所得税・法人税に関する税制改正のあらましにつきまして

    2013.06.10

    平成25年施行の所得税・法人税改正にともない、弊社書籍の補遺を用意いたしました。

    補遺の内容に該当する書籍名ならびに刷数は、以下のとおりです。


    ●『個人事業の帳簿のつけ方・節税のしかた(14-16刷)』
     ISBN:978-4-534-03920-0

    ●『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。(18-22刷)』
     ISBN:978-4-534-04001-5

    ●『法人税申告書の書き方がわかる本(10-11刷)』
     ISBN:978-4-534-04333-7

    ●『小さな会社の法人税と経理処理がわかる本(3刷)』
     ISBN:978-4-534-04648-2

    ●『法人税申告書のしくみとポイントがわかる本(6-7刷)』
     ISBN:978-4-534-04666-6

    ●『最新 図解でハッキリわかる給与計算事務(1刷)』
     ISBN:978-4-534-04829-5

    ●『小さな会社の総務・経理の仕事ができる本(1-2刷)』
     ISBN:978-4-534-04830-1

    ●『最新 法人税と経理処理のしくみがわかる本(2刷)』
     ISBN:978-4-534-04832-5

    ●『最新 小さな会社の給与・税金・保険事務ができる本(1刷)』
     ISBN:978-4-534-04836-3

    ●『税金のしくみと仕事がわかる本(1刷)』
     ISBN:978-4-534-04853-0

    ●『役員給与・退職金の実務ポイント(1刷)』
     ISBN:978-4-534-04876-9

    ●『世界一わかりやすい法人税の本(1-2刷)』
     ISBN:978-4-534-04964-3

    ●『最新 起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金(1刷)』
     ISBN:978-4-534-05005-2

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