35歳までに身につけておくべきプロの経理力
発売日 | 2009.06.22 |
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著者 | 児玉尚彦 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 224 |
ISBN | 978-4-534-04575-1 |
価格 | ¥1,650(税込) |
35歳までの若手経理担当者に向けて、これからのキャリアアップの方法を解説。「どんな能力を身につければよいのか」「いかに自分をステップアップさせていけばよいのか」など、経理担当者が目指すべき方向性と勉強の仕方をわかりやすく紹介します。
≪章立て≫
序章 経理は中国へ
第1章 経理力の磨き方
第2章 「改善力」
第3章 「分析力」
第4章 「報告力」
第5章 「予測力」
第6章 経理のキャリアアップ戦略
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詳細
はじめに 1
序章 経理は中国へ
経理業務はこんなに変わった!
中国で処理される日本の経理事務 012
第1章 経理力の磨き方
経理はキャリアアップのチャンス 022
会計スキルの正しい使い方 023
PDCAサイクルに合わせて会社に貢献する 025
過去の仕事から、今の仕事、未来の仕事へシフトする 033
20代、30代、40代の経理のキャリアプラン 035
第2章 「改善力」
IT活用スキル/事務作業を捨てる技術
自ら生産性を上げることにより会社に貢献する 044
なぜITを使っているのに生産性が上がらないのか 046
紙をなくせば処理時間が4分の1以下 048
数値データの利用価値を倍増させる 050
書類の賢い整理術 052
ERPシステムから業務を学ぶ 054
業務フロー図を描いてみる 056
自社の業務に最適なシステムを提案してもらう 060
新しい経理スタイルを提案し続ける 062
会計事務所の上手な活用法(改善力編) 064
「改善力」を磨くための参考図書 066
第3章 「分析力」
現状を把握するスキル/異常値を発見する技術
これからの経理は分析力で評価される 068
会計スキルを使って会社の健康状態を計測する 070
分析力の基本は観察から
(STEP1)日次‐DAILY 072
残高+増減で結果の原因を検証する 074
試算表を作るのではなく利用する
(STEP2)月次‐MONTHLY 078
損益計算書で儲けの構造を見る3つのポイント 080
バランスシートで利益のアフターケア 086
会社は毎月お金を生んでいるか? 090
傾向をとらえて目標とのズレを検証する
(STEP3)四半期 ‐QUARTERLY 092
損益分岐点グラフで収益構造をチェック 094
前年同月と比較して季節変動を見る 096
線をつなげて利益を面でとらえる 098
キャッシュポジションと借入金を検証する 100
外部の視点で会社を客観的に評価する
(STEP4)決算‐YEARLY 102
EBITDAが重視される理由 104
貸借対照表で目に見えない信用度を見る 106
バフェットはどこを見ているか? 110
会計事務所の上手な活用法(分析力編) 112
「分析力」を磨くための参考図書 114
第4章 「報告力」
わかりやすく伝えるスキル/情報を共有する技術
フィードバックは経理の重要な役割 116
経営トップは何を見て判断するのか?
(PART1)経営者の行動を変えるフィードバック 118
会社がうまく回っているかを表わす3要素 120
経営者に見てもらうための工夫をする 124
管理会計を使って経営者の考えを手助けする 128
矢印とグルグルでキャッシュフローを説明する 132
アウトプットの場を自分から作る
(PART2)効果的な報告力の磨き方 137
経営者向けの業績報告書を書いてみる 140
フィードバックの基本は「鏡」になること 143
会計事務所の上手な活用法(報告力編) 146
「報告力」を磨くための参考図書 148
第5章 「予測力」
将来に備えるスキル/資金を計画する技術
成功の鍵を握る経理の役割 150
予算が行動を具体化する 153
なぜ今、予算が組める人材が求められているのか? 155
経理が予測すべきリスクとは? 158
資金繰りは3つのトレンドを見ながら 161
3点見積法で資金コントロール 166
100パターンのシミュレーション! 169
「バネの法則」で予測する 172
お金で時間をコントロールする 175
会計事務所の上手な活用法(予測力編) 178
「予測力」を磨くための参考図書 180
第6章 経理のキャリアアップ戦略
キャリアアップのPDCAサイクル 182
危険ゾーンからの脱出を目標にする 184
最悪の状態から脱するための自分救出大作戦 186
行動が変わると経理人生が変わる 188
「緊急でないけど重要なこと」に時間を使う 190
レコーディング・タイム・マネジメント 193
自分の成長を確認するために“スキルの棚卸し”を! 195
左右の脳と、耳と口と、手と足を効果的に使う 198
今の仕事から脱皮して次のステップへ 201
成長の上昇気流に乗る 203
おわりに 206
[巻末資料]
「経理の課題」チェックリスト 210
「参考文献」リスト 212
「経営合理化プロジェクト(R)」推進事務所一覧 214
著者プロフィール
児玉尚彦
1962年生まれ。税理士。(株)経理がよくなる代表取締役。2002年、中小企業の経理作業を軽減することを目的として、「経理合理化プロジェクト」を発足。全国の企業に対して経理業務の合理化を提案し、3,000社以上で成果を上げている。主な著書に、『ココまでできる経理の合理化』(日本能率協会)、『「儲かる経理」に30日で変わる究極の方法』(小社刊)などがある。