図解でわかる 電気回路のしくみ
発売日 | 2005.01.19 |
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著者 | 稲見辰夫/稲見昌彦 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 224 |
ISBN | 978-4-534-03860-9 |
価格 | ¥1,650(税込) |
電気の発生のしくみから始まり、コンデンサなど電気回路に欠かせない素子、半導体などの電子部品の構造と働きを図解。基礎知識を一から積み上げ、身近な家電製品の電気回路を理解していく。図記号も随所に掲載し、回路図の読み書きが可能になる一冊。
≪章立て≫
第1章 電気回路とは何だろう
第2章 電気部品のしくみと回路図記号
第3章 電子部品のしくみと回路図記号
第4章 テスタと電気回路
第5章 家電製品のしくみ
第6章 屋内配線のしくみ
第7章 自動制御のしくみと論理回路
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詳細
第1章 電気回路とは何だろう
1-1 電気とは何だろう 8
1-2 電気の大きさ 10
1-3 電気をつくる 12
1-4 そもそも回路図とは何だ 14
1-5 電気回路と電子回路 16
Column 電気を発電する魚 18
第2章 電気部品のしくみと回路図記号
2-1 直流と交流の表し方 20
2-2 導線と導線の接続・接続点・端子 22
2-3 電池 24
2-4 燃料電池 26
2-5 太陽電池 28
2-6 電圧計と電流計 30
2-7 電流と抵抗 32
2-8 オームの法則 34
2-9 さまざまな抵抗器 36
2-10 コンデンサ 38
2-11 コイル(インダクタ) 42
2-12 変圧器 44
2-13 ブザー 45
2-14 直流電動機(モーター) 46
2-15 交流電動機 48
2-16 発電機 50
2-17 風力発電 52
2-18 マイクとスピーカ 54
2-19 電話機 56
2-20 ランプ 58
Column 工学でよく用いられる国際単位 60
第3章 電子部品のしくみと回路図記号
3-1 半導体 62
3-2 半導体ダイオード 64
3-3 発光ダイオード 66
3-4 トランジスタ 68
3-5 電界効果トランジスタ 70
3-6 サイリスタ 72
3-7 光電素子 74
3-8 磁気抵抗素子 76
3-9 圧電結晶素子 78
3-10 集積回路 80
3-11 1チップCPU 82
3-12 FPGA 84
3-13 FPGAのしくみ 85
3-14 センサ 86
3-15 赤外線センサのしくみ 88
3-16 変位センサ 89
3-17 いろいろなセンサ 90
3-18 液晶 92
Column 黄色発光の半導体レーザーが完成 94
第4章 テスタと電気回路
4-1 テスタは回路を知る基本 96
4-2 目盛りはこうして読む ── アナログ型、デジタル型の違い 97
4-3 電圧を測る 98
4-4 電流を測る 100
4-5 抵抗の測り方 101
4-6 実際に部品を測ってみる(1) 102
4-7 実際に部品を測ってみる(2) 104
4-8 アイロンをテスタで測定する 105
4-9 電池でランプを点灯する電気回路 106
4-10 ダイオードを利用した直流電源装置 108
4-11 ダイオードと三端子レギュレータを利用した直流電源装置 110
4-12 トランジスタによる増幅 112
4-13 トランジスタを使った増幅回路 114
Column 次世代インターネット 116
第5章 家電製品のしくみ
5-1 身近な家電機器 118
5-2 電子ジャー炊飯器のしくみと回路 119
5-3 空気清浄機のしくみと回路 120
5-4 電気冷蔵庫のしくみと回路 122
5-5 電子冷蔵庫のしくみ 124
5-6 電子レンジのしくみと回路 126
5-7 ファクシミリのしくみ 128
5-8 電磁調理器のしくみと回路 130
5-9 蛍光灯のしくみ 132
5-10 自動ドアのしくみ 134
5-11 サーミスタセンサを利用した温度制御回路 136
5-12 電波時計のしくみ 138
5-13 除湿器のしくみと回路 140
5-14 電気掃除機のしくみと回路 142
5-15 石油ファンヒーターのしくみと回路 144
Column SI接頭語をご存知ですか 146
第6章 屋内配線のしくみ
6-1 発電所から家庭へ 148
6-2 発電所のしくみと図記号 150
6-3 屋内配線 152
6-4 電力と電気料金 154
6-5 電力量計 156
6-6 コンセント・アース 158
6-7 スイッチ・開閉装置 160
6-8 ヒューズ・ブレーカ 162
6-9 照明器具 164
6-10 屋内配線図の描き方 166
6-11 電灯の点滅回路 168
Column 太陽光ハイブリッドシステムの住宅 170
第7章 自動制御のしくみと論理回路
7-1 自動制御とは 172
7-2 フィードバック制御とは 173
7-3 シーケンス制御のしくみ 174
7-4 集積回路やリレーを使った論理回路[1] オア回路 178
7-5 集積回路やリレーを使った論理回路[2] アンド回路 180
7-6 集積回路やリレーを使った論理回路[3] ノット回路 182
7-7 集積回路やリレーを使った論理回路[4] ノア回路 184
7-8 集積回路やリレーを使った論理回路[5] ナンド回路 186
7-9 その他の論理回路(1) 188
7-10 その他の論理回路(2)フリップフロップ回路 190
Column 21世紀のユビキタス通信 192
付録 電気用図記号 193
著者プロフィール
稲見辰夫/稲見昌彦
1940年、茨城県生まれ。1962年、東京学芸大学卒業。都立工業高校の教諭、校長を歴任後、東京都教育庁学務部で教育振興を担当。主な著書に『図解電気回路のしくみ』『機械のしくみ』『電子部品のしくみ』などがある。
いなみ・まさひこ
1972年、東京生まれ。1999年、東京大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。ロボットの研究に従事。電気通信大学知能機械工学科講師。共著として『電子部品のしくみ』がある。