業務システムのための上流工程入門

発売日 2003.10.16
著者 渡辺幸三
判型 A5判/並製
ページ数 264
ISBN 978-4-534-03655-1
価格 ¥2,640(税込)

企業などの業務システムの基本設計などを担当する上流SEになることは「SE35歳定年説」を突破できる有力な手段。本書は、上流工程の流れをわかりやすく解説するとともに、著者が体験から得た基本&実践的知識を満載。上流を目指すSE、プログラマ必読の書。

≪章立て≫
第1章 上流工程の困難
第2章 上流工程の進め方
第3章 基本設計入門
第4章 モデリングパターンと用例

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章立て

第1章 上流工程の困難
 1 ボトルネックは「分析・設計・検収」 12
 2 システム開発のフェーズ分け 16
   「開発プロセス」と「スキーマ」の関係 18
   将来の開発体制 20
   上流工程の難しさは変わらない 22
   上流と下流の違い 23
 3 上流と下流の分業体制 25
   形式と品質の問題 26
 Column1 さらば「武勇伝」 30

第2章 上流工程の進め方
 1 要件定義と「トリアージ」 34
 2 拡散型思考過程としての基本設計 39
   集中型思考と拡散型思考 40
   基本設計は「集中型」になり得るか 42
   相互批判のインフラ整備としての「標準化」 45
 3 基本設計のための図法 46
   「手書き図面」の重要性 46
   図面には「文法」が必要 47
   「意味」に深入りしすぎないために 50
   「単純な文法」で「豊かな内容」を表せること 52
 4 ビジネスシステムの特性 57
   ビジネスシステムの3要素 60
   オブジェクト指向との比較 64
 5 現状分析の意義と限界 65
   現状分析の進め方 69
 Column2 上流工程で役立つ資格 72

第3章 基本設計入門
 1 基本設計の進め方 76
 2 概略設計で大枠をとらえる 78
   DFDとその仲間 79
   業務単位をとらえる 88
   「写し取られるべき現実」は存在しない 92
   モデリングセッションの日程化 93
 3 データモデリング 95
   データモデルとは何か 96
   データモデルなしで作られたデータベースは悲惨 97
   テーブル内部の「関数従属性」 102
   テーブル同士の「多重度」 106
   実際のデータモデリング 108
 4 業務モデリング 111
   日本企業で業務分析が軽視されるのはなぜか 112
   業務モデリングは今日的な課題 113
   いかにマニュアルを活用してもらうか 114
   作業手順を視覚化する 115
 5 機能モデリング 120
   デザインパターンの活用がカギ 121
   メニューをどう組み立てるか 124
 6 とりまとめとレビュー 126
   モックアップの効果 127
   悩むべき価値のある問題「サブシステム構成」 129
   「他人からとやかく言われてナンボ」のテクニカルレビュー 129
   ユーザーレビューと検収 132
 Column3 上流工程へのキャリアパス 137

第4章 モデリングパターンと用例
 1 業務フローのパターン 142
   「1. 要求の認識と報告」のパターン 143
   「2. 作業指示の立案と発行」のパターン 147
   「3. 作業の実施と報告」のパターン 150
   「4. 実績の集計と分析」のパターン 152
   消えゆく「管理帳票印刷プログラム」 154
 2 データモデルのパターン 156
   「親子関係」のパターン 157
   「参照関係」のパターン 160
   「派生関係」のパターン 162
   「要求・作業指示・作業実績」のイディオム 164
   「バケット別サマリー」のイディオム 167
   データモデルのアンチパターン 169
 3 機能モデルのパターン 178
   データ処理プログラムのデザインパターン 178
   その他のデザインパターンと組み合わせ例 189
 4 サブシステム分割のパターン 194
   「データインタフェースの単純さ」がカギ 194
   サブシステム構成のパターン 198
 Column4 「芸」としての上流工程 206

付録 ビデオレンタル管理システムのモデリングセッション
 業務フローを描く(概略設計) 210
 データモデルを描く 218
 業務モデルと機能モデルを描く 230
 最終成果物の納品 238

おわりに 256
参考図書 257
索引 258

著者プロフィール

渡辺幸三

わたなべ・こうぞう
新潟市出身。北海道大学理学部卒。(株)エス・イー・ラボにて、生産管理を主体としたさまざまな業務支援システムの設計・開発に従事している。著書に『業務別データベース設計のためのデータモデリング入門』『生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング』がある。

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