3分でわかる問題解決の基本

発売日 2010.08.30
著者 大石哲之
判型 四六判/並製
ページ数 240
ISBN 978-4-534-04747-2
価格 ¥1,540(税込)

問題解決力が身につけば、「根本原因に最短で到達できる」「ロジカルに考え、シンプルに説明できる」「未経験の分野でも目標を達成できる」。ロジカルシンキングで結果を出すための戦略コンサルタントの考え方が、1項目3分で身につく!

≪章立て≫
Part1 問題を正しく捉える10のコツ
Part2 問題の本当の原因を見つける10のコツ
Part3 正しく問題を分析し、意思決定につなげる9のコツ
Part4 解決アイデアを広げ、実行につなげる9のコツ

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3分で読める「はじめに」

Part1 問題を正しく捉える10のコツ

 1 答えのない問題の答えを出す力 012

 2 トヨタのA3文書に学ぶ問題解決の4ステップ 018

 3 「問題」とは"あるべき姿"とのギャップ 024

 4 現状改善思考とゼロベース思考 030

 5 「問題」と「現象」を区別する 035

 6 オウム返しの解決策は問題を悪化させる 041

 7 視点を広くとることで、問題を捉え直す 044

 8 「立場」と「問題」を切り離して考える 051

 9 表の相関関係に惑わされるな、裏の因果関係に目を向けろ 056

 10 過去のしがらみにひきずられて、正しい問いを立てられない 062

Part2 問題の本当の原因を見つける10のコツ

 1 最初から“アイデア”を出してはいけない 072

 2 “犯人”に最短でたどり着く仮説思考 082

 3 問題の幹だけを掘り下げる重点思考 091

 4 「なぜ?」を5回繰り返して原因をあぶり出す 096

 5 問題の原因を人のせいにするな 104

 6 問題を分解するロジックツリーの基本 107

 7 Why・How・What 3つのロジックツリー 113

 8 MECEで問題を効果的に切る 120

 9 ロジックツリーのつくり方 123

 10 隠れた因果関係がわかるコーザリティ分析 134

Part3 正しく問題を分析し、意思決定につなげる9のコツ

 1 仮説を検証する調査・分析の意味 140

 2 調査・分析は意思決定に使うもの 147

 3 データ・情報の5段階を意識せよ 150

 4 3つの視点から"勝率"を上げる3C分析 158

 5 付加価値を高めるバリューチェーン分析 166

 6 戦略にメリハリをつけるパレート分析(20―80分析) 171

 7 ボトルネックを見つけるパイプライン分析 176

 8 仕掛ける戦略が打てるシェア分析 181

 9 市場の勝者がわかる事業特性分析 185

Part4 解決アイデアを広げ、実行につなげる9のコツ

 1 話をふくらませながら打ち手を考える 194

 2 打ち手を精査して、優先順位をつける 198

 3 「選択と集中」が必要な本当の理由 202

 4 最適の選択肢を選べるプロコンチャート 207

 5 誰でも発想ジャンプができるJAH法 213

 6 無限にアイデアがわき出るマンダラート 219

 7 着実にやり抜く実行計画の立て方 223

 8 実行プランを「なあなあ」にしないWBS 230

 9 全体スケジュールを止めないプロジェクトマネジメントの基本 234

著者プロフィール

大石哲之

おおいし・てつゆき
1975年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。戦略コンサルタントとして、全社戦略の立案、マーケティング、営業革新などのプロジェクトに携わる。ジョブウェブ起業を経て、2004年、株式会社ティンバーラインパートナーズを設立。著書に『3分でわかる ロジカル・シンキングの基本』『3分でわかる 問題解決の基本』『よくわかるコンサルティング業界』(いずれも日本実業出版社)、『過去問で鍛える地頭力―外資コンサルの面接試験問題』(東洋経済新報社)、『地頭力が強くなる!』(中経出版)などがある。

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