最初の30秒で相手の心をつかむ雑談術

発売日 2009.05.08
著者 梶原しげる
判型 四六判/並製
ページ数 192
ISBN 978-4-534-04554-6
価格 ¥1,320(税込)

できる人は雑談がうまい!仕事をするうえでも、心と心の関係を結ぶのに、雑談ほど有効なものはありません。フリーアナウンサー、カウンセラーでもある著者が、やっておくべき下調べ、どういったことを話せばいいか、やってはいけないタブーなどの極意を伝授。

≪章立て≫
PART1 いまこそ「雑談力」を高めよう!
PART2 トークのプロが大切にする6つの教え
PART3 これだけで9割OK! 雑談テク大公開
PART4 気まずさを吹き飛ばす話し方
PART5 いつもネタに困る人のための情報収集術!

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詳細

まえがき ―― 相手に気をつかいすぎて話せないあなたのために

PART1 いまこそ「雑談力」を高めよう!

 1 論理は大切、感情はもっと大切

   「何を売る」から「誰から買う」への変化

   心と心の「感情交流」を促進する

 2 雑談を駆使して相手の心をつかむ

   ビジネスでの会話は2種類しかない

   雑談で相手との心の距離を縮める

 3 無意識のうちにうまく雑談できているはず

   仕事がうまくいくとき、いかないとき

   業界歴35年で体系化したトークのコツを伝授

   一番難しい「半知り」の関係を克服する

 4 できる人は雑談がうまい

   国民的有名人やスポーツ選手の巧みな話術

   年商1161億円のあの名物社長も雑談上手

 PART1 まとめ

PART2 トークのプロが大切にする6つの教え

 1 素人をプロに育てるアナウンサー新人研修

   何もわからないままはじまった社内研修

   話す技術はあなたも習得できる

 2 教え1 語尾まではっきり

   メラビアンの法則はでたらめ?

   音声表現を自由自在にあやつる

   多くの人が声で損をしている

 3 教え2 「声」を作る発声練習・活舌練習

   声で表現力を磨くには腹式呼吸を

   声は一度獲得すれば一生もの

 4 教え3 しゃべりと時間はワンセット

   「尺」を意識して話す

   駆け出し時代の相棒はストップウォッチ

 5 教え4 興味のもてないことこそおもしろい

   いまも生きる四谷の商人の教え

   真剣に聞けば必ず「へー」と思うポイントがある

 6 教え5 相手を見て取捨選択する

   10秒間で何を伝えられるか?

   思い切って「捨てる」勇気

 7 教え6 声で映像を届ける

   ラジオのAMとFMの違いはどこにある?

   「立体感」と「遠近感」を伝える

 PART2 まとめ

PART3 これだけで9割OK! 雑談テク大公開

 1 相手を事前にリサーチしておく

   長寿番組のウラにある下取材

   用意周到な準備は必須、でも必要以上にとらわれるな

 2 人の耳にもっとも心地よく響く言葉って?

   感謝や愛の告白よりも響く言葉がある?

   ご縁をつなげるための4つの工夫

 3 いきなり本題に入ってはいけない

   「つかみ」に盛り上がりのヒントあり

 4 トークの名人の技を盗もう

   モデリング1 「つかみ」を入れる久米宏に学ぶ

   モデリング2 大竹まことと光浦靖子のラジオ番組

   モデリング3 あなたの好きだった先生の授業

 5 近くのものから話しはじめる

   まずは共通点を探る

   困ったときは近くのものから話しはじめる

 6 相手に話させて楽して話を盛り上げる

   すべてをいったん受け止める

   相づちを打つだけで評価が上がる?

 7 ほめて相手を饒舌にする

   イチローをほめられる?

   ほめるのではなく感動・感謝を伝える

 8 上級者向けの「挑発する」技術

   相手のいうことをあえて否定する

   雑談で使えば商談の武器に

 9 喫煙スペースにチャンスあり

   ますますなくなる喫煙者の居場所

   会議の休憩時間に直行しよう

 10 心の支えになるトークの名言

   名人たちも話すのは苦手だった

 PART3 まとめ

PART4 気まずさを吹き飛ばす話し方

 1 相手のことをまったく知らなかったら?

   顔は知っているものの相手のことをよく知らない

   ほとんど情報のない人との気まずい半日観光

   相手が博識なら聞き手にまわる

 2 偶然、取引相手と帰り道が一緒になったら?

   知らないふりをするわけにも……

   目上の人には主導権を預ける

 3 立食パーティーで立ち振る舞いに困ったら?

   最初は「壁の花」でもいい

   食べて元をとろうとしない

   会話の質よりも人数を求める

 4 相手が無口だったら?

   無理に話そうとすると相手は引いてしまう

 5 踏む必要のない地雷を踏まない

   無用の衝突を避けるコツ

   気づかないうちにマイナス印象を与えている?

 6 苦手なタイプの人と話さないといけないときには?

 PART4 まとめ

PART5 いつもネタに困る人のための情報収集術!

 1 鮮度が高くておいしい1次情報

   誰でも話せる情報は意味がない

   足を運んだところに「うまみ」がある

   1次情報をキャッチできないときには?

 2 テレビ1 お手軽ツールを使い倒す

   まだまだおもしろい! 見方を変えよう

   朝の番組は20分ワンセットで構成されている

   必要に応じて専門チャンネルもチェック

   相手も見ている可能性の高い番組

 3 テレビ2 「時代」を感じとる教材

   トレンドとキーワードを拾う

   お笑い番組は笑って済ませるな

 4 新聞は時代の深読みツール

   テレビで知ったキーワードをさらにくわしく

   数字と会話に着目して読みすすめる

   知っておきたいネタの宝庫

 5 たまには図書館に行ってみよう

   お金はコピーに使ってみる

   「時間」の投資で知識のリターン

 6 ネットでネタを仕込む

   どこでも聞ける便利なポッドキャスティング

   オフィシャルサイトよりもブログ・SNSを活用する

 7 街はネタの宝庫! さあ出かけよう!

   視点しだいですべてがネタになる

   仕入れた情報はこう料理する

 PART5 まとめ

あとがき ―― BREAK THE ICE!

著者プロフィール

梶原しげる

かじわら・しげる
1950年生まれ。早稲田大学卒業後、文化放送のアナウンサーになる。92年からフリーになり、司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)。「日本語検定」審議委員を担当。著書に『すべらない敬語』『そんな言い方ないだろう』(以上、新潮新書)、『最初の30秒で相手の心をつかむ雑談術』(当社)、『毒舌の会話術』ほか。

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