イラスト図解 自己破産と借金整理
発売日 | 2005.03.29 |
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著者 | 高橋裕次郎 編著 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 216 |
ISBN | 978-4-534-03882-1 |
価格 | ¥1,430(税込) |
自己破産の申立件数が20万件超という状況の中、2005年1月にスタートした新・破産法により、複雑な破産手続きが簡略化され、利用しやすくなった。本書は、施行後に実務上使用されている新しい申立書式を使い、一人で申立ができるように詳しく解説する。
≪章立て≫
第1章 あなたの借金はなぜ増えるのか?
第2章 自己破産しないで借金を整理する法
第3章 自己破産のしくみ
第4章 ひとりでできる自己破産申立手続きの仕方
第5章 破産申立から免責までの手続き
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詳細
はじめに イラスト図解 借金整理早わかり
[1]借金が増えて火の車になった 10
[2]借金の取立がはじまった 12
[3]借金整理を考えて相談しに行く 14
[4]借金整理法と支払不能の目安 16
[5]自己破産するとどうなる 18
[6]自己破産申立(必要書類・費用) 20
[7]申立から破産手続開始決定まで 22
[8]破産手続開始決定から免責決定まで 24
[9]免責のしくみ 26
[10]免責決定と借金からの解放 28
第1章 あなたの借金はなぜ増えるのか?
〈原因解明編〉
[1]消費者金融の利息は銀行の10倍近くにもなる 30
[2]金利は法律で規制されている 32
[3]利息制限法違反でも出資法スレスレなら業者は処罰されない 34
[4]業者が違法な金利をとれるワケ 36
[5]悪質業者にダマされていないか 38
[6]システム金融や商工ローンの手口 40
[7]整理屋・紹介屋のやり口 42
〈業者対策編〉
[1]貸金業者の取立にどう対抗するか 44
[2]貸金業者が規制されている7つの行為 46
[3]利息制限法違反を理由に貸金業者と交渉する 50
〈相談編〉
[1]元本がなかなか減らないのですがどうしたらよいでしょうか? 52
[2]ヤミ金から借金したが、利息を全額支払わなければならないのか? 54
第1章まとめ 56
第2章 自己破産しないで借金を整理する法
[1]借金整理を考えてみる 58
[2]借金整理法にはどんなものがあるのか 60
[3]まずは支払不能になっているかどうかが分かれ目 62
[4]任意整理のしくみと費用 66
[5]任意整理の手続きはどうする? 70
[6]特定調停のしくみ 74
[7]「特定調停申立書」の作り方と申立方法 76
[8]個人債務者民事再生手続きのしくみ 83
〈相談編〉
[1]弁護士に頼まないで任意整理できるでしょうか? 90
[2]任意整理や特定調停で合意した返済ができなくなってしまったのだが? 91
[3]個人債務者民事再生と自己破産のどちらを選択すべきか迷っている 92
[4]住宅ローンを抱えた会社員が債務整理をするにはどうすればいい? 94
第2章まとめ 96
第3章 自己破産のしくみ
[1]自己破産とはどんな制度か? 98
[2]自己破産のメリット・デメリット 100
[3]自己破産を決断するポイント 104
[4]破産手続きは財産の有無によって変化する 106
[5]弁護士に頼むと破産申立前でも取立は止む 108
[6]破産申立者の9割は同時廃止になる 110
[7]破産手続開始決定だけでは借金は消えない 112
[8]借主に支払能力がない場合に保証人はどうするか 114
[9]住宅ローンを抱える人が自己破産したいときはどうするか 116
[10]自己破産の申立にはいくらかかるのか 118
[11]弁護士に頼むとどのくらいかかるのか 122
[12]個人事業主や会社の代表者が自己破産する場合はどうするか 124
〈相談編〉
[1]自己破産すると会社を辞めなければならないのか? 128
[2]日常生活に必要な物は奪われないのか? 130
[3]給料の差押えにどう対抗すればいい? 132
[4]ギャンブルなどが原因の借金でも免責になることはあるのか? 134
[5]自己破産したいが夫婦間の問題はどう処理したらいいのか? 136
[6]親子・家族の借金は支払う必要があるのか? 138
第3章まとめ 140
第4章 ひとりでできる自己破産申立手続きの仕方
[1]自己破産する場合の手続きを見ておこう 142
[2]申立書類を作成する際に気をつけること 146
[3]手続きの仕方は裁判所でも案内している 150
[4]添付書類はどんなものが必要か 152
[5]破産申立関係書類の出し方 154
[6]破産手続開始・免責許可申立書の書き方 156
[7]ひとりでできる正しい陳述書の書き方 158
[8]債権者一覧表の作り方 169
[9]資産目録の書き方 173
[10]家計全体の状況について 180
[11]上申書の添付と即日面接について 182
第4章まとめ 184
第5章 破産申立から免責までの手続き
[1]破産申立を債権者に通知する 186
[2]債権者のいい分を聞く意見申述書がある 188
[3]はじめての債務者審問はどうするか 190
[4]破産手続開始決定がなされた場合となされなかった場合 192
[5]財産があっても少額管財手続きなら迅速な処理が可能である 194
[6]破産手続開始決定を受けたらどうするのか 196
[7]免責が決定されると復権する 198
〈相談編〉
[1]自己破産すると手元にお金を残せないのか? 200
[2]免責確定後に一部の債権者が支払請求をしてきた 201
[3]自己破産すると養育費の支払義務はどうなるのか? 202
[4]交通事故の賠償債務や離婚の慰謝料は自己破産で免責される? 203
[5]自己破産すると税金や社会保険の滞納分はどうなるのか? 204
[6]再び破産して免責の決定を受けることはできるのか? 205
第5章まとめ 206
相談先一覧
・弁護士会の所在地一覧 208
・地方裁判所の所在地一覧 210
・財務局・財務事務所・出張所の所在地一覧 212
・(財)法律扶助協会の相談先一覧 214
書式一覧
・特定調停申立書 80
・特定債務者の資料等 81
・関係権利者一覧表 82
・破産手続開始・免責許可申立書 157
・陳述書 159~168
・債権者一覧表 170~171
・電話聴取書 172
・資産目録 174~179
・家計全体の状況 181
著者プロフィール
高橋裕次郎 編著
早稲田大学法学部卒業。東京弁護士会所属。一般民事・刑事事件、商事事件(会社、破産関係)からサラ金、クレジット等の債務整理、自己破産まで幅広く実務をこなす。おもな編著書に『〈イラスト図解〉自己破産と借金整理』『小さな事業者の破産と借金整理』『裁判と訴訟手続きのすべて』『図解ビジネス訴訟入門』(当社刊)など。