報・連・相の技術がみるみる上達する!

発売日 2004.01.28
著者 糸藤正士
判型 B6判/並製
ページ数 176
ISBN 978-4-534-03702-2
価格 ¥1,210(税込)

報告・連絡・相談はあらゆるビジネスやコミュニケーションの基本だが、ただ単にできればよいというだけでは不十分。お互いの情報の共有化を深め、仕事の質を格段に高める実践ノウハウを集めた、“仕事のできる人”になるためのレベルアップ・テキスト。

≪章立て≫
第1章 “できる人”は報・連・相の質が違う
第2章 義務+αのレベルを高める「報告」のコツ
第3章 情報の共有化を深める「連絡」のコツ
第4章 シナジー効果を高める「相談」のコツ

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詳細

第1章 “できる人”は報・連・相の質が違う

 〈イントロダクション〉

  1 報・連・相にはレベルがある  10

 〈基本的な考え方 その1〉

  2 「3つの視点」で報・連・相をとらえる  12

 〈基本的な考え方 その2〉

  3 情報の共有化には「3段階の深度」がある  15

 〈基本的な考え方 その3〉

  4 「聞く」「訊く」「聴く」3つの「きき方」  19

 〈3つの「視点」の説明1〉

  5 “できる人”は「相手」によって報・連・相を柔軟に変えている  23

 〈3つの「視点」の説明2〉

  6 “できる人”は「目的」で報・連・相の仕方を考える  26

 〈3つの「視点」の説明3〉

  7 “できる人”は「自己」を含めた状況全体を見ている  28

 〈情報の共有化「深度1」の説明〉

  8 「事実情報の共有化」でお互いを助け合う  30

 〈情報の共有化「深度2」の説明〉

  9 経営理念は「意味の共有化」があってこそ生きる  32

 〈情報の共有化「深度3」の説明〉

  10 「考え方の波長の共有化」が職場を活性化する  34

 〈3つの「きき方」の説明〉

  11 3人のお母さんの「きき方」を検証する  37

第2章 義務+αのレベルを高める「報告」のコツ

 〈Stage1 報告される相手の立場に立って考える〉

  1 5W1Hは「日本語」で覚える  42

  2 5W2H……もう1つのHとは  44

  3 TPOを心得た報告をする  46

  4 報告にも「コスト意識」を持とう  49

  5 「飛び越し指示」にはこう対応する  52

  6 報告内容にミスがあったら……  55

 〈Stage2 何のために報告するのか目的を考える〉

  7 「相手の目的」を推察する  57

  8 「自己目的」を意識する  59

  9 最上位目的は会社の『経営理念』と個人の『志』  62

 〈Stage3 中間報告を極める〉

  10 すべての報告は「中間報告」  65

  11 効率のよい段取りに中間報告を活用  67

  12 中間報告はいつ必要になるのか  70

  13 状況が変わったときには「複数案思考」を心がける  73

  14 「長い期間を要する仕事」での中間報告  75

  15 終了の見通しがついたときの報告が必要なわけ   77

 〈Stage4 自立人間の提案型報告を身につける〉

  16 事実の報告だけでは不十分  79

  17 問題解決の幅を広げる「3つの合い言葉」  82

  18 「自立人間」になろう!  84

  19 行動パターンには4つのタイプがある  86

  20 企業人にとって最大の環境は上司  90

  21 相手の報・連・相が悪いのは自分にも原因がある  92

  22 正直な報告は全企業人に等しく求められる  94

 報告のレベルアップ・チェックリスト  96

第3章 情報の共有化を深める「連絡」のコツ

 〈Stage1 事実情報を共有化する〉

  1 確認の連絡は事実情報を共有化する第一歩  98

  2 発信と連絡は別なもの  101

  3 悪い情報ほど早く連絡する  103

  4 「お礼」は鮮度が大切な連絡  105

 〈Stage2 意味(目的)を共有化する〉

  5 「連絡の目的」を意識する  107

  6 事実情報は「位置づけ情報」で意味づけられる  111

  7 目的や背景をしっかり伝える  113

 〈Stage3 考え方の波長を共有化する〉

  8 心を揃える共感・感動の世界  115

  9 情報を意味づけるのは「自己」  119

  10 上司の目、上役の気持ちになって見る  121

  11 情報提供、提言、代行で上司を「補佐」する  123

  12 「生情報」に加えて「加工情報」も連絡する  125

 〈Stage4 人を動かす「連絡」〉

  13 「あなたは、どうやって人を動かしていますか?」  127

  14 自分の仕事の範囲を自分で限定しない  130

  15 同じ人が「気の利く人」と「気の利かない人」になる理由  133

  16 「プラス思考」「目的思考」「自立人間思考」で意味づける  136

 連絡のレベルアップ・チェックリスト138

第4章 シナジー効果を高める「相談」のコツ

 〈Stage1 相談をするときはここに注意〉

  1 相談される側の悩みから相談のコツをつかむ  140

  2 5W2Hで要点を的確におさえ、相手にわかりやすく相談する  144

  3 相談後の結果報告が安心と信頼を深める  147

 〈Stage2 訊きたいことに答えてもらう〉

  4 「質問」で情報の共有化を深める  149

  5 さまざまな質問の「仕方」を知る  151

 〈Stage3 相談で心の共有を実現する〉

  6 相談で「根回し」をする  155

  7 「上司への提言」にも相談の形を使う  158

  8 正直で率直な「自己表現」で報・連・相をレベルアップ  160

 〈Stage4 「互恵」の相談〉

  9 自分一人ではできない大仕事を「横の相談」で達成する  164

  10 助力を惜しまない相談の輪をつくる  166

  11 事態が悪化する前に、真の勇気を持って相談する  169

  12 普段の深い信頼関係があれば言いやすくなる  172

 相談のレベルアップ・チェックリスト  174

著者プロフィール

糸藤正士

いとふじ・まさし
1958年京都大学法学部卒。光洋精工(株)勤務を経て、1981年に独立。(株)リクルートと業務委託契約し、組織活性化、人材育成、人事関係のコンサルタントとして、数多くの企業を指導する。1991年(株)クリエイティヴ21を設立。1993年には、長年にわたり報連相を観察研究した成果をもとに「真報連相」を提唱し、NHC日本報連相センターを設立。現在は国内8支部、海外1支部で会員数は約80名にのぼる。精力的な講演、研修、コンサルティングなどにより、報連相による人材育成、組織開発に取り組んでいる。

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