人材紹介の仕事がよくわかる本
発売日 | 2009.11.05 |
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著者 | 小松俊明 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 224 |
ISBN | 978-4-534-04636-9 |
価格 | ¥1,870(税込) |
コンサルタントから経営者まで、これだけは知っておきたい基本業務から契約ノウハウ、トラブル対応、経営、開業、トップコンサルタントに共通する行動特性など、ポイントをフォロー。「基本用語」「専門用語」ガイドも付いていて、具体的に役立つ情報が満載。
≪章立て≫
第1章 人材紹介ビジネスの基本
第2章 人材コンサルタントの基本
第3章 業務フローの基本
第4章 契約実務の基本
第5章 役立つツールの基本
第6章 開業の基本
第7章 トラブル対策の基本
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詳細
●はじめに
第1章 人材紹介ビジネスの基本
1 人材紹介会社とは 010
2 人材紹介ビジネスの現状 012
3 コンサルタントのタイプ、役割、やりがい 014
4 人材紹介ビジネスの料金について 016
5 人材紹介会社のビジネスモデル 018
6 「登録型」と「サーチ型」 020
7 「登録型」と「サーチ型」のスタンスの違い 022
8 「分業型」と「両面型」 024
9 外資系と日系の人材紹介会社 026
10 人材紹介ビジネスを取り巻く環境 028
11 サービスフィーが値崩れしている現実 030
12 好景気と不景気の採用ニーズとは 032
第2章 人材コンサルタントの基本
13 コンサルタントに必要な特性 036
14 コンサルタントの1日 038
15 同僚コンサルタントとの働き方 040
16 チームリーダーの役割 042
17 マネジャーの役割 044
18 サポートスタッフの役割 046
19 売上計画の立て方 048
20 活動計画の立て方 050
21 専門分野のつくり方 052
22 未経験者を採用する場合のポイント 054
23 経験者を採用する場合のポイント 056
24 転職市場の動向のつかみ方 058
25 ネットワーキングの考え方 060
26 キャリアコンサルティングの考え方 062
27 新人コンサルタント教育のポイント 064
28 2年目コンサルタント教育のポイント 066
29 トップコンサルタントの育て方 068
30 マネジャー教育の必要性 070
31 パフォーマンスの低いコンサルタントの再生法 072
第3章 業務フローの基本
32 求人案件の理想的な仕入れ方 076
33 取り組むべき求人案件の条件 078
34 履歴書・職務経歴書のどこを読むか 080
35 推薦状に必ず書くべきこと 082
36 求人応募の成否はタイミングしだい 084
37 求職者提案におけるコンサルタントの心得 086
38 ベンチマーク候補者を決める 088
39 求職者の情報はどこから仕入れるか 090
40 面談で求職者にはどんな質問をするべきか 092
41 求人および会社を魅力的に紹介するポイント 094
42 求人に不適合な人材の断り方 096
43 今すぐ提案できる案件がない求職者に対する対応 098
44 書類選考の結果を求職者にどうフィードバックすべきか 100
45 面接直前に必ず面接対策のアドバイスをする 102
46 面接スタート時の準備 104
47 面接終了直後に求職者から面接の感想を聞く 106
48 求職者のフィードバックを求人企業に報告する 108
49 条件改善の交渉はどこまでやるべきか 110
50 入社希望時期が折り合わない場合 112
51 条件がダウンして提示された場合 114
52 ポジション名に難色を示された場合 116
53 キャリアパスに重点を置く 118
54 第一希望ではない求人企業から内定が出た場合 120
55 レファレンスをとる意味 122
56 求職者が決断するとき 124
57 円満退職でなければならない理由 126
58 退職を切り出すタイミング 128
59 慰留にあう求職者への対応 130
60 入社前の連絡事項 132
61 入社初日にすべきこと 134
62 入社1カ月後までにすべきこと 136
63 入社3カ月後にすべきこと 138
64 1年に1回フォローすべきこと 140
65 長期的なキャリアアドバイザーとなるために 142
第4章 契約実務の基本
66 サーチ契約書の持つ意味 146
67 成功報酬とリテーナー契約 148
68 サービスフィーの相場 150
69 フィーの計算根拠 152
70 紳士協定1/オフリミットの考え方 154
71 紳士協定2/フリーウィルレター 156
72 返金条項について 158
73 フリーリプレイスメントについて 160
74 求職者のオーナーシップについて 162
75 サービスの保証期間 164
76 支払条件と請求書発行のポイント 166
77 求人企業が用意したサーチ契約書について 168
第5章 役立つツールの基本
78 データベースの使い方 172
79 リサーチサービスの使い方 174
80 求人開拓代行サービスの使い方 176
81 求人ポータルの使い方 178
82 コンサルタント研修の位置付け 180
83 コンサルタント研修の例 182
84 経営コンサルティング・サービスの活用法 188
85 アライアンスの考え方 190
86 自社ホームページとブログの役割 192
87 勉強会、SNSの役割 194
第6章 開業の基本
88 人材紹介会社を開業する 198
89 許認可の取り方 200
90 求人案件の絞り方 202
91 初年度の戦略 204
92 人材紹介ビジネスで成功するために 206
第7章 トラブル対策の基本
■求職者関連
1 入社予定の求職者が「入社辞退」を申し出てきた 210
2 入社後まもなく、求職者本人が「退職したい」と申し出てきた 212
3 募集要件に合わない求職者に「なぜ応募できないのか」と詰め寄られた 214
4 面接予定時間の直前に、求職者からキャンセルの電話が入った 215
5 紹介した求職者が入社後、アルコール依存症であることがわかり、本人が解雇され 217
■求人企業関連
6 「面接時間になっても求職者が現われない」との連絡が入った 219
7 求職者の経歴書の内容に虚偽があることがわかった 220
8 求職者が他の人材紹介会社経由ですでに提案されていた 221
9 相場よりかなり低いフィーを提示する競合他社を引き合いに出され、値引きを迫られた 223
■コンサルタント関連
10 「対応が悪い」とたびたび求職者からクレームを受けるコンサルタントいる 226
11 担当案件の引き継ぎをせず、コンサルタントが急に退職した 228
12 求職者や求人案件の情報をコンサルタントが社外に持ち出した 229
■サーチ契約書関連
13 契約条件を確認しないまま求職者を紹介したが、内定後に求人企業に
足元をみられ、大幅にフィーを値切られてしまった 230
14 保証期間を過ぎているにもかかわらず、求人企業にサービスフィーの
一部返金を要求された 231
15 初取引が成立するまで、サーチ契約書を取り交わせない 232
16 1カ月前にNGになった求職者が紹介した企業に採用されていた 234
人材紹介ビジネスの「基本用語」「専門用語」「業界用語」集 237
■インセンティブ(incentive)
■エージェント(agent)
■エクスクルーシブ(exclusive)
■エグゼクティブサーチ(executive search)
■エグゼクティブリクルーター(executiverecruiter)
■SNS(social network service)
■オファー(offer)
■オフリミット(off-limits)
■オンターゲットアーニング(on target earnings)
■企業面接(client interview)
■キャリアアドバイザー(career adviser)
■キャリアパス(career path)
■キャンディデイト(candidate)
■求人企業(client)
■求人票(Job Description)
■求人ポータル(job site)
■候補者オーナーシップ(candidate ownership)
■候補者面談(candidate interview)
■コンティンジェントサーチ(contingent search)
■コントラクト(contract)
■コンペンセーションパッケージ(compensation package)
■サインバック(sign back)
■ショートリスト(short list)
■ジョブ(job)
■ジョブオーダー(job order)
■推薦状(candidate report)
■データベース(database)
■パイプライン(pipeline)
■フィー(fee)
■フリーウィルレター(free will letter)
■フリーリプレイスメント(free-replacement)
■プレイスメント(placement)
■プロベーション(probation)
■ベースサラリー(base-salary)
■ヘッドハンター(headhunter)
■返金条項(refund)
■ベンチマーク候補者(benchmark candidate)
■マッチング(Matching)
■リクルーティングアドバイザー(recruiting adviser)
■リサーチ(research)
■リテインサーチ(retained search)
■レファレンス(reference)
■ロングリスト(long list)
●おわりに
著者プロフィール
小松俊明
リクルーターズ株式会社代表取締役。1967年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。内資/外資の人材紹介業界で知名度の高い、現役のトップ人材コンサルタントの1人。住友商事株式会社の海外営業職、海外にて起業(求人情報誌の出版、採用支援)を経て、2001年よりNASDAQに上場する米国資本の人材紹介のグローバル企業に所属し、毎年アジア地区の売上トップ10にランキングされる。その後、人材ビジネスの経営支援を行なう、リクルーターズ株式会社を設立。マイナビ転職エージェントのセミナーを含め講演活動も多数行なう。著書にベストセラー『デキる上司は定時に帰る』(あさ出版)、『売れる人材、売れない人材の見分け方』(PHP研究所)、『25歳からのよい転職、悪い転職』(大和出版)他多数。