「うまい」と言われる文章の書き方

発売日 2011.04.22
著者 高橋フミアキ
判型 A5判/並製
ページ数 176
ISBN 978-4-534-04820-2
価格 ¥1,430(税込)

「自分は文章が下手で…」と思っている人は、書き方のコツを知らないだけ。文章は書き方のパターンと、文章テクニック&ルールを知れば格段にうまくなります。文章スクールで教えてきた著者が、経験から得た“実践手法”と書き方のポイントを丁寧に伝授します。

≪章立て≫
第1章 文章をうまく書けないのはなぜ?
第2章 「文章はこう書きなさい」には誤解がある
第3章 まずは短く書いてみよう――150字の文章を書く技術
第4章 もう少し長く書こう――300字の文章を書く技術
第5章 どこでも通用する文章を書く――800字の文章を書く技術
第6章 “うまい”文章を書くテクニック
第7章 「もっといい文章」を書くための究極テクニック

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詳細

文章は誰でも上手に書ける!

第1章 文章をうまく書けないのはなぜ?

 文章を書こうとすると、すぐにつまるのはなぜ? 014

 文章のルールやテクニックを知らないので恥ずかしい 016

 何をどう書いていいかわかりません 018

 ありきたりな文章になってしまう… 020

 column書くときは感情を平穏にする022

第2章 「文章はこう書きなさい」には誤解がある

 誤解

 ・「起承転結にあてはめなさい」は誤解です 024

 ・「表現力さえあれば伝わる」は、間違ってます 026

 ・伝えたいメッセージが書かれていればいい? 028

 ・文章の組み立て方がたくさんあって覚えられない 030

 ・「話すように書けばいい」は大きな誤解です 032

 ・時系列で書くとわかりやすい? 034

 column納得してもらうために「承認の文章」を入れよう036

第3章 まずは短く書いてみよう――150字の文章を書く技術

 構成パターン

 1 キーワード列挙型 038

 2 名言中心型 042

 3 出来事+思った型 046

 150字を書く文章テクニック

 1 文に余韻を持たせる「体言止め」 050

 2 「似たような文」は削っていく 052

 3 くどい言い回しはしない 054

 4 二重表現はしない 055

 5 意味のない言葉は削除する 057

 6 余分な接続詞は削る 058

 7 倒置法で印象づける 060

第4章 もう少し長く書こう――300字の文章を書く技術

 構成パターン

 4 結論+エピソード型 062

 5 「Who+What」+5W1Hの型 066

 6 気になる言葉+語句の解説型 070

 150字を書く文章テクニック

 1 副詞は使わない 074

 2 読点「、」の少ない文章を心がける 076

 3 相手のニーズを考える 078

 4 相手の理解度に合わせて書く 079

 5 一文は60字以内にする 080

 6 主語と述語は近くに置く 082

columnフックの法則083

第5章 どこでも通用する文章を書く――800字の文章を書く技術

 構成パターン

 7 結論+3つの理由+再び結論 086

 8 ワンメッセージ+3つのエピソード+再びメッセージ 090

 9 感動を呼ぶ喜怒哀楽パターン 094

 10 ヘーゲルの弁証法パターン 098

 800字を書く文章テクニック

 1 段落のトップに要約文を入れる 102

 2 あやふやな書き方はしない 104

 3 具体的な数字を入れる 106

 4 1つの段落は1つの内容にする 108

 5 セリフのあとの文のバリエーションをふやす 110

 6 最初と最後を共鳴させる 112

第6章 “うまい”文章を書くテクニック

 文章を読みやすくする小ワザ114

 文章テクニック

 1 接続助詞「が」の連続をさける 115

 2 「の」を3つ以上続けて使わない 116

 3 漢字とひらがなを使い分ける 117

 4 慣用句はできるかぎり使わない 118

 5 修飾語と被修飾語は近くに置く 119

 6 「こと」を多用しない 120

 7 「~という」はできるだけ減らす 121

 8 同じ語尾を続けない 122

 9 表記を統一する 123

 10 「達」「頃」「時」はひらがなに 124

 11 「?」「!」は1つだけにしよう 125

 誰も教えてくれない文章のルール 126

 12 「に」と「へ」の使い方の違い 127

 13 「に」と「を」の本来の違いは? 128

 14 「は」と「が」を使い分ける方法 129

 15 「より」と「から」の微妙な違い 130

 16 「ら」抜き言葉は使わない 131

 17 「と」「や」「および」のうまい使い方 132

 18 『 』と「 」の使い方のルール 133

 19 その他のカッコの使い方 134

 20 「……」と「――」の使いこなし方 136

 21 「・」ナカグロの使い方 137

 22 間違いやすい言葉はとくに気をつける 138

 23 漢字の使い方に注意する 140

 columnメリットとデメリットの両面を書く146

第7章 「もっといい文章」を書くための究極テクニック

 1 目に浮かぶ文章の5大要素 148

 2 予告の書き出し3つのパターン 151

 3 細かく描写すると臨場感が出る 152

 4 「序破急」は準備が大事 153

 5 「起承転結」の書き方 155

 6 「貴種流離譚」で感動の物語を書く 157

おわりに

著者プロフィール

高橋フミアキ

たかはし・ふみあき
文章スクール主宰、作家。株式会社東京クリエイターズネット代表取締役社長。作家・井伏鱒二と同じ広島県福山市加茂町出身。広告代理店に10 年間勤務し、広告制作にもたずさわる。著書に、『一瞬で心をつかむ できる人の文章術』『頭がいい人の1日10分文章術』(コスモトゥーワン)、『大富豪のおじいさんの教え』(Nanaブックス)などがある。

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