なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか

発売日 2017.05.18
著者 立川談慶
判型 四六判/並製
ページ数 254
ISBN 978-4-534-05496-8
価格 ¥1,540(税込)

落語の名物キャラ・与太郎は愚か者の代名詞だが、立川談志は「落語は人間の業の肯定。与太郎はバカではない」と言い続けた。この教えに沿って、長い前座生活を乗り越えた立川流真打・談慶が放つ「与太郎をお手本に人生を生き抜こう」という本がついに完成!

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詳細

第1章 与太郎はなぜ愛されるのか~落語の名物キャラ、かく語りき~
第2章 喜~「調子に乗るな」という小言を疑え
第3章 怒~「男は黙って我慢しろ」という美徳を疑え~
第4章 哀~「自分はダメ人間」という呪縛を疑え
第5章 楽~「お前は何も考えてないな」という侮蔑を疑え~
第6章 色恋~女の「あなただけ」という発言を疑え~
第7章 お金~「老後に備えろ」という常識を疑え
第8章 仕事~「働かざる者食うべからず」という慣用句を疑え~
第9章 ばくち(勝負)~「勝てば官軍」という甘言を疑え~
与太郎論「あとがき」

著者プロフィール

立川談慶

たてかわ・だんけい


落語家。立川流真打ち。1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部でマルクス経済学を専攻。卒業後、株式会社ワコールで3年間の勤務を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。二つ目昇進を機に2000年、「立川談慶」を命名。2005年、真打ちに昇進。慶應義塾大学卒で初めての真打ちとなる。


著書に『なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか』(日本実業出版社)、『教養としての落語』(サンマーク出版)、『いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか』(大和書房)、『大事なことはすべて立川談志に教わった』(KKベストセラーズ)、『「めんどうくさい人」の接し方、かわし方』(PHP文庫)、小説家デビュー作となった『花は咲けども噺せども 神様がくれた高座』(PHP文芸文庫)など多数の“本書く派"。

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