人名・地名 おもしろ雑学

日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。

交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。

著者プロフィール

森岡 浩(もりおか・ひろし)

姓氏研究家・野球史研究家。1961年高知市生まれ。土佐高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。学生時代から独学で姓氏研究を始め、文献だけにとらわれない実証的な研究を続けている。一方、高校野球を中心とした野球史研究家としても著名で、知られざる地方球史の発掘・紹介につとめているほか、全国各地の有料施設で用いられる入場券の“半券”コレクターとしても活動している。

現在はNHK「日本人のおなまえっ!」解説レギュラーとして出演するほか、『名字の地図』『高校野球がまるごとわかる事典』(いずれも小社刊)、『名字の謎』(新潮社)、『日本名字家系大事典』(東京堂出版)など著書多数。

●サイト(オフィス・モリオカ)
  → https://office-morioka.com/
●ツイッター
  → http://twitter.com/h_morioka
●facebookページ
  → https://www.facebook.com/officemorioka/
●Instagram
 → https://www.instagram.com/office_morioka/

 

テレビ局のはしご

このエントリーをはてなブックマークに追加

2007/02/19 09:29

先日、2つのテレビ番組に立て続けに出演してきた。
まず、夕方からフジテレビのバラエティ番組「タモリのジャポニカロゴス」に“客員教授”として出演。仕事の関係で、スタジオ入りが遅かったこともあって、リハーサルはできず、スタジオでディレクターと簡単な打ち合わせをしただけで、いきなり本番に。もともと見たことのない番組だったこともあり、番組の進行がよめず立ち位置でとまどったりした上、福井アナウンサーや、出演したタレントの予想外の質問もあったものの、なんとか無事に終了した。

そのあと、局の弁当を持ったまま、手配してもらったタクシーで芝のスタジオから、渋谷のNHK放送センターに直行。こちらは、全国放送ではなく、富山・石川・福井の3県で放送する北陸ローカルの「北陸スペシャル・鍋ゲーション」という番組。簡単なインタビューということだったが、ディレクターから説明を聞いてクイズ番組であることが判明。名字に関する問題が出題され、その答えに関して説明をする、というもの。

同じNHKとはいいながら、富山局のクルーにとっては、他局の間借りという扱いらしく、狭い会議室で寂しく撮影。撮影終了後も車の手配ができず、フジの弁当を持ったまま電車で帰るはめに。

ともあれ、芝のスタジオから渋谷のNHKにタクシーで向かい、1日に2局に出演という、1日だけの売れっ子体験だった。

なお、放送日は、NHK北陸が3月2日、フジ「タモリのジャポニカロゴス」が3月6日の予定です。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ページのトップへ