人名・地名 おもしろ雑学

日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、本当?と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。

交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。

著者プロフィール

森岡 浩(もりおか・ひろし)

姓氏研究家・野球史研究家。1961年高知市生まれ。土佐高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。学生時代から独学で姓氏研究を始め、文献だけにとらわれない実証的な研究を続けている。一方、高校野球を中心とした野球史研究家としても著名で、知られざる地方球史の発掘・紹介につとめているほか、全国各地の有料施設で用いられる入場券の“半券”コレクターとしても活動している。

著書は『名字の地図』『高校野球がまるごとわかる事典』(いずれも小社刊)、『名字の謎』(新潮社)、『日本名字家系大事典』(東京堂出版)など多数。

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2人の宮里選手

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2012/06/18 09:59

米女子プロゴルフツアーで久しぶりに日本人選手が活躍が話題になっている。

6月3日、ニュージャージー州で行われたショップライトクラシックでは、過去にこの大会で優勝経験もある宮里藍が最終日に猛チャージで2位につけ、4月のロッテ選手権以来の2勝目を狙ったが、最後は崩れて10位。かわりに米ツアー4年目の宮里美香が上がり2ホールで連続バーディーを決めて3位に入った。

宮里美香は、続くメジャー第2戦の全米女子プロでも、最終日一時トップに立った。結果は中国の馮珊珊(フォン・シャンシャン)に2打差の-4で2位タイだったが、6位の宮里藍とともに日本人選手2人がトップテン入りした。

この2人の宮里選手、ともに沖縄出身だが、とくに縁戚関係はないという。「宮里」という名字は全国順位ではちょうど1000位あたり。人口にすれば1万人以上いるが、全国の2/3の人が沖縄に在住。次いで7%強が鹿児島県在住で、両県を合わせると3/4となる。両県出身で他県で生活している人も多いことを考えると、全国の宮里さんのほとんどは、この2県のどちらかの出身者だろう。

とくに、沖縄県にはたいへん多く、県順位は第12位。全県に広がっているが、とくに県北部に多い。宮里藍も北部の名護市のさらに北にある国頭郡東村の出身である(美香は那覇市の出身)。

ルーツは沖縄・鹿児島ともに地名で、鹿児島県では薩摩川内市に、沖縄県では沖縄市に地名がある。
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