人名・地名 おもしろ雑学

日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、本当?と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。

交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。

著者プロフィール

森岡 浩(もりおか・ひろし)

姓氏研究家・野球史研究家。1961年高知市生まれ。土佐高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。学生時代から独学で姓氏研究を始め、文献だけにとらわれない実証的な研究を続けている。一方、高校野球を中心とした野球史研究家としても著名で、知られざる地方球史の発掘・紹介につとめているほか、全国各地の有料施設で用いられる入場券の“半券”コレクターとしても活動している。

著書は『名字の地図』『高校野球がまるごとわかる事典』(いずれも小社刊)、『名字の謎』(新潮社)、『日本名字家系大事典』(東京堂出版)など多数。

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東海道を歩いてみた(19) 由比宿

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2011/05/23 12:14

地震の影響もあって、ほぼ半年振りとなってしまった東海道歩きを再開した。

今回は蒲原宿スタートで、途中箱根につぐ難所ともいわれた薩た(土偏に垂)峠越えがある。

前回終了した蒲原駅は、実は蒲原宿と由比宿の中間にある。東海道に限らず、主要街道では平行する鉄道を敷いた際に、宿場とは離れた場所に駅をつくったところがある。

蒲原宿もそうで、蒲原宿と由比宿の中間に蒲原駅を、由比宿と興津宿の中間に由比駅をつくった。そして、蒲原宿の手前に、あとから新蒲原駅を設置している。



由比宿


そのため、今回はスタートとしてすぐに由比宿に到着。この日、たまたま由比宿では催し物が開催されていたらしく、かなりの人出があった。しかし、それを差し引いても由比宿は宿場を全面に打ち出した町づくりをして、かなり成功しているといえる。

ここまで歩いてきた中では、人出としては品川宿以来。ただし、品川宿は“商店街”としての人出もあったのに対し、ここは純粋に宿場のイベントとしての人出である。

なにしろ、東海道広重博物館、おもしろ宿場館、あかりの博物館と、小さな町に3つも博物館があり、それぞれに楽しめる。

東海道広重美術館は、由比本陣の跡地。当時は1300坪もある広い屋敷で、地名を名乗る由比家が経営していた。現在は由比本陣公園として整備され、向かいには由比正雪が生まれたといわれる正雪紺屋もある。



由比本陣公園


正雪紺屋


また、あかりの博物館では、実際に電気を消して江戸時代の行燈のあかりの暗さを体験することができた。
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