やる気がいつの間にかわいてくるたった1つの方法
発売日 | 2012.01.20 |
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著者 | 榎本博明 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 208 |
ISBN | 978-4-534-04907-0 |
価格 | ¥1,430(税込) |
前向きに働くには、「仕事内容」よりも「どんな目標(ストーリー)をもっているか」が大切。ただの作業ではなく、達成したい目標の過程と考えると仕事は楽しめるものに変わります。本書は心理学をもとに、自然にやる気がわき出るストーリーの作り方を教えます。
≪章立て≫
1章 「楽しい仕事」も「夢中になれる仕事」も、ストーリーから生まれる
2章 ストーリーをもつ人は、楽しみながら結果を出せる
3章 私たちの行動はストーリーによって決められている
4章 自分らしいストーリーのつくり方─軸になるテーマをさがす─
5章 自分のストーリーを構成して、ドラマチックに転がす
6章 自分のストーリーを自由に楽しむコツ
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詳細
はじめに
1章 「楽しい仕事」も「夢中になれる仕事」も、ストーリーから生まれる
“やる気”がでない原因は? 18
働く意味をつかみたい! 21
仕事にやりがいを感じている人に共通すること 23
やりたいこと志向の落とし穴 26
「仕事さがし」ではなく「仕事づくり」へ 28
昔は“時代”がストーリー性に満ちていた 32
「ALWAYS 三丁目の夕日」が現代人を惹きつける理由 35
「コクリコ坂から」を見て、上を向いて歩けた時代に憧れる若者 37
現代人の虚しさは、ストーリーをもたないことによる 40
ストーリーによって、ものごとの意味は変わる 45
2章 ストーリーをもつ人は、楽しみながら結果を出せる
きつい仕事にも前向きに取り組める 50
モチベーションはコントロールできる 53
「走るのが好き」の背後にあるストーリー 56
「機械いじりが好き」の背後にあるストーリー 60
一見つまらない仕事を楽しむには 64
「社会的意義」もエネルギーになる 69
何度挫折しても、めげずに挑戦できる理由 72
自分のストーリーを語れる人に、人はついていく 76
自分に言い聞かせるワンフレーズのストーリー 79
3章 私たちの行動はストーリーによって決められている
金曜の晩が最高、日曜の晩は憂うつ 84
実はすでに、パッとしないストーリーの主人公になっている? 86
借りものでもかまわない「ドン・キホーテの原理」 88
独立したいと思った時から、自分の世界がガラッと変わった 93
子どもの頃の夢を思い出した時から、仕事が楽しくなった 95
夢が叶わなくても、イキイキと働ける 98
ルーティンワークに「深み」をもたせるには 102
どんな雑用も楽しめる方法 104
4章 自分らしいストーリーのつくり方─軸になるテーマをさがす─
まずは過去を振り返ってみる 108
幼い頃からの性格傾向を考える 110
よく人に言われた言葉からさがす 114
「感謝の気持ち」が自分の軸になることも 118
負の経験も、やりがいにつながる 121
これまでの仕事生活からさがす 124
ストーリーの軸になり得る9つのエピソード 126
なりたい自分を思い浮かべてみる 147
今の生活に欠けているものをハッキリさせる 149
あなたを動かす欲求は何か 151
人は、さまざまな欲求のために働いている 154
仕事を意味づける12の欲求 157
5章 自分のストーリーを構成して、ドラマチックに転がす
なぜ動けないのか 162
小さい頃に触れたストーリーが、あなたのストーリーに影響している 164
自分を動かしているストーリーに気づく 167
押しつけられたストーリーから自由になる方法 171
プロセスを生きる 174
ストーリーの軸を定める 178
短く端的な軸でよい 181
キャッチフレーズに強みのキーワードをぶつけてみる 184
軸が決まったら集中する 189
ストーリーの軸を維持し、強化する方法 191
6章 自分のストーリーを自由に楽しむコツ
与えられた仕事を「自分の仕事」にする工夫 196
未来のストーリーはいらない 200
「楽しさ」を勘違いしていないか 202
自分を社会につなげるストーリーをもつ 205
複数のストーリーをもつこともできる 209
ストーリーが息苦しく感じられるようになった時 211
公言することでストーリーを修正していく 214
ストーリーを変えたい時は、だれかに話す機会をもつようにする 217
おわりに
著者プロフィール
榎本博明
心理学者。1955年東京都生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒。都立大学大学院で性格心理・臨床心理を専攻。自己探求の心理学、人生を俎上に載せる心理学を専門に研究を進める。名城大学助教授、カリフォルニア大学研究員、大阪大学人間科学部助教授を経て、現在は名城大学人間学部教授。