課長の時間術

発売日 2011.06.08
著者 田中和彦
判型 四六判/並製
ページ数 200
ISBN 978-4-534-04839-4
価格 ¥1,650(税込)

多忙な課長にこそ、「時間術」が必要! 「毎朝、部下よりも1時間早く出社」「常に上司の先回りをして行動する」など、部下や上司、会議に振り回されないコツを、リクルートで複数の課長職を兼務した「課長のプロ」が初公開。時間の「質」を劇的に変える本!

≪章立て≫
第1章 つねに効率を追求する「課長」の時間術
第2章 「部下」に結果を出させる時間術
第3章 「上司」に振り回されない時間術
第4章 「会議」のムダを徹底的に省く時間術
第5章 「未来の自分」を大きく変える時間術

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はじめに

第1章 つねに効率を追求する「課長」の時間術

 1 重要な2割の仕事を見極め、集中するのが課長の役割

 2 集中すべき2割の仕事は、「重要だが緊急ではない」部分に潜んでいる

 3 部下から時間を奪われる前に、「自分へのアポイント」を優先的に入れる

 4 優先順位の高い仕事は、「切り分け」法で見極める

 5 優先順位に迷ったら、「時間軸」と「空間軸」で考える

 6 スケジュールは15分単位で刻み、アポイントは45分間を基本とする

 7 部下より1時間早く出社することで、マネジメントの問題の大半は解決する

 8 「考えずに早くやるべき仕事」は、始業前の60分にすませてしまう

 9 「すぐにやる」習慣が、判断力と決断力を磨く

 10 書類は読んだときに処理し、着手しないのなら読まない

 11 誰にも邪魔されない「集中時間」を、いかに作るか?

 12 スケジュール管理のポイントは、情報の一元化と移動時間を含むこと

 13 「TODOリスト」は、安眠のため前日に書く

 14 「TODOリスト」は、目的ではなくあくまで手段

 15 「色分け」法を駆使すれば、劇的に仕事効率が上がる

 16 「やること」を決める前に、「やめること」を決める

 17 どんな企画書も、「45分でA4用紙1枚」にまとめる 

 18 課長は時間の「量」ではなく、「質」が問われる

第2章 「部下」に結果を出させる時間術

 19 どの仕事に何時間かけているか、部下の行動を把握せよ

 20 納期を徹底させる前に、まず着手日を確認する

 21 時間の「量」ではなく「質」を見て、部下を評価せよ

 22 課長のあなたこそ、部下の誰よりも早く帰ろう

 23 部下の仕事を可視化すれば、日報なんていらない

 24 部下の「することリスト」より、「したことリスト」に着目せよ

 25 時間厳守の積み重ねが、部下から信頼を得る近道

 26 ランチ&移動時間は、部下のためのスキマ時間だと考えよ

 27 性質の違う仕事を交互に任せれば、部下の仕事効率は上がる

 28 朝と帰りに部下の顔を見て挨拶すれば、面談の必要はなくなる

 29 年収を時給換算させて、1時間あたりの価値を理解させる

 30 真面目な部下ほど、やらなくてもいい仕事を作り出す

 31 アドバイスはシンプルに、叱るのもシンプルに

 32 「ワークライフバランス」を、勘違いさせるな

 33 部下の評価も、日々の「事実メモ」で迷わずできる

第3章 「上司」に振り回されない時間術

 34 上司の先回りができれば、あなたの株は急上昇する

 35 毎週月曜日の朝には、必ず上司のスケジュールを把握せよ

 36 上司の長期的なスケジュールも、大局的な視点でチェックしておく

 37 突然、命ぜられそうな業務は、事前にスケジュールに入れておく

 38 「エレベータートーク」で、多忙な上司の時間を確保せよ

 39 重要な数字は必ず手帳に貼って、即座に答えられるようにする

 40 上司への「ホウレンソウ」は、自由に仕事をするためのもの

 41 成果への期待値調整を、上司と必ず事前にやっておく

 42 仕事をスムーズに進めるために、「さらにひとつ上の上司」と人間関係を築く

 43 悪いことほど、即報告が鉄則

 44 部下との飲み会に上司を招待し、部下を自然な形でプレゼンせよ

第4章 「会議」のムダを徹底的に省く時間術

 45 課長に必要なのは、会議を見直す強い意志

 46 会議の目的によって、進め方を変えてみる

 47 会議も15分を1単位とし、最長でも1時間以内に終える決意を

 48 会議の責任者を決め、アジェンダと議事録と進行を担当させる

 49 「定例」とつく会議こそ、存在を疑え

 50 会議は出席者を厳選し、選ばれた者には発言の義務を課す

 51 身内の会議に、立派な資料は必要ない

 52 ブレスト会議は、いっそ「飲み会議」にしてしまう

第5章 「未来の自分」を大きく変える時間術

 53 残りの時間を体感することで、人生を真摯にタイムマネジメントせよ

 54 人生の優先順位を把握するために、「心の円グラフ」を描く

 55 「24時間ポートフォリオ」で、夢の実現のための時間を捻出する

 56 1日たった15分を続ければ、人生は大きく変わる

 57 「土日の6コマ時間割り」を用いれば、休日にやれることが一気に増える

 58 何かを始めるためには、何かをやめる必要がある

 59 「損して得取れ」の発想で、インプット型の仕事を優先せよ

 60 つねにひとつ上の視点で考え、それに相応しい行動をする

おわりに

付録 課長の本棚(「時間術」編)

著者プロフィール

田中和彦

たなか・かずひこ
株式会社プラネットファイブ 代表取締役。人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、リクルートに入社。人事課長、広報室課長、転職情報誌『週刊ビーイング』『就職ジャーナル』など、4誌の編集長を歴任。その後、ギャガ・コミュニケーションズで映画プロデューサー、キネマ旬報社/代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマにコンサルティングを展開する株式会社プラネットファイブ/代表取締役。キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。“今までに2万人以上の面接を行なってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。著書に、『図解 40歳から伸びる人の習慣』(PHP研究所)、『威厳の技術【上司編】』(幻冬舎新書)『38歳から絶対やっておくべきこと』(Nanaブックス)、『42歳からのルール』『42歳からの上司のルール』『リーダーの修行ノート』(明日香出版社)、『断らない人は、なぜか仕事が上手くいく』(徳間書店)など。

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