山本浩司の司法書士「最短最速」合格法
発売日 | 2010.11.19 |
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著者 | 山本浩司 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 192 |
ISBN | 978-4-534-04776-2 |
価格 | ¥1,760(税込) |
本書では、自然と覚えてしまう著者独自の方法「オートマチックシステム」学習法をもとに、択一式・記述式対策、科目ごとの勉強法、過去問の使い方といった、合格するための学習法を一から解説。本書によって、司法書士試験への「最短最速」の合格が可能です。
≪章立て≫
プロローグ 山本浩司との1問1答
第1章 試験内容と受験生の動向
第2章 山本式「最短最速」思考法
第3章 山本式「オートマチックシステム」学習法
第4章 「最短最速」で合格するためのスケジュール
第5章 これで合格! 科目別攻略法
第6章 本番に強くなる
第7章 司法書士の魅力
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詳細
プロローグ 山本浩司との1問1答
山本先生の受験動機
1 司法書士試験受験のいきさつ 10
山本先生の受験体験記 その1
2 短期合格を目指したいきさつ 14
山本先生の受験体験記 その2
3 受験時代の生活 17
山本先生の受験体験記 その3
4 本試験について 20
司法書士試験合格から現在まで
5 受験指導について 23
第1章 試験内容と受験生の動向
1 試験の日程 28
合格までのスケジュール
2 配点と科目、合格点 31
筆記試験は午前と午後に分かれる/合格に必要な点数は?
3 合格率の推移 34
合格者数増、合格率は横ばい/合格者の動向
4 出題傾向 36
択一式試験の出題傾向/記述式試験の出題傾向
5 合格後のスケジュール 38
合格者のために開催される2つの研修
/簡裁訴訟代理関係業務を行なうために不可欠な研修
第2章 山本式「最短最速」思考法
1 厳しい試験を乗り越えるための心構え 42
まずは受験の動機をはっきりさせる/受験の動機は単純でよい
2 短期合格の秘訣 44
合格には戦略が必要/歴史に見る戦略の重要性
3 点をとる原理 46
多肢択一式試験の3つの出題パターン/正解可能率を検証する
4 「基礎」の徹底がとにかく大事 52
点をとる戦略/「基礎」以外の項目は勉強しない
/「基礎」を正確無比に学習することが重要
/「基礎の徹底」で、上級者の解答法が身につく
/「基礎の徹底」は一筋縄ではいかない
5 短期合格できない理由 61
「基礎」以外に手を広げる誘惑/「知らないこと」があることを恐れない
6 応用力のつけ方 63
「応用力」がない状態とは?
/「応用力」があれば、過去問の化粧換えも見抜ける
/変わってきた最近の出題傾向/新傾向の出題形式の解き方
7 推理力を養成する 70
「推理力」とは「応用力」のさらに上をいく力
/「推理力」を駆使して知らない問題を解く
8 受験における素直さと幸せを感じる能力の重要性 75
合格するためには素直な心を持つことが大事
/些細なことからでも幸せを感じるようになる
9 勉強が遊びになったときが合格のとき 78
基礎の段階を突破すれば勉強はおもしろくなる
/なぜ、勉強と遊びを分けて考えるようになったのか?
/オートマチックシステム構築の理由と歴史/思想と記憶の一体化/記憶の連鎖
第3章 山本式「オートマチックシステム」学習法
1 記憶は要領 86
両方覚える必要はない/オートマチックシステムの記憶法
2 急所の見つけ方 89
条文のどこに注目すべきか?/条文の変形から出題を予想する
3 集中力をつける方法 92
集中していると時間が経つのが早い/楽しいからこそ集中できる
4 受験のための時間の使い方 94
働きながらの合格は可能か?/スキマ時間の使い方
5 受験予備校の利用法 96
短期合格を目指すなら受験予備校に通うべき/どの受験予備校を選ぶべきか?
6 答案練習会や模擬試験の利用法 98
模擬試験を受けるべき2つの理由/模擬試験の結果に一喜一憂しない
/模擬試験の復習はしなくてよい
7 過去問の使い方 101
過去問を解く2つの意味/何年前まで遡って過去問を解くべきか?
/過去問はどの段階で解き始めるべきか?
8 自分用の参考書をつくる 103
試験直前期のための参考書/自分用の参考書をつくる際の注意点
/確実に覚えた事項はどんどん消してしまう
/勉強の段階で「大事なこと」は変わる
9 記述式試験の答案作成法 106
記述式試験では読む力が問われる/問題文の読み方
/書く力を伸ばすことが大事/申請書の書式を何度も書いて覚える
第4章 「最短最速」で合格するためのスケジュール
1 合格までの道のり 114
司法書士試験の勉強の過程は4期に分かれる/主要4科目の出題数と配点
/第1期 4月~9月/第2期 10月~12月/第3期 翌年1月から3月
/第4期 4月から6月
2 直前期の過ごし方 121
直前期に注意すべき4つのポイント
第5章 これで合格! 科目別攻略法
1 司法書士試験の試験科目 126
全部で11ある司法書士試験の試験科目
/受験科目は、実体法と手続法のグループに分類できる
2 民法 129
民法の特徴/民法のパート/司法書士の試験科目は「全部で一科目」
/身分法は特に細かい内容が問われる/民法の学習法
3 不動産登記法 134
不動産登記の意味/不動産登記法の特徴/出題は先例主義がメイン
/不動産登記法の学習法
4 商法 137
商法の特徴/会社法を理解するためのポイント/商法の学習法
5 商業登記法 140
商業登記法の特徴/商業登記法の学習法
6 マイナー科目の学習法 142
憲法/刑法/民事訴訟法/民事執行法/民事保全法/供託法/司法書士法
第6章 本番に強くなる
1 わからない問題への対処法 148
本番に強いとはどういうことか?/本試験における戦略の基本
2 時間配分 152
「基準点のクリア」を念頭に置く/わからない問題は捨てる覚悟も必要
3 時間内に解く工夫 154
午後の部での時間省略のテクニック/選択の基準
4 記述式試験の答案作成法 158
必要最低限の点数をとりにいく/まずはやさしいところから書く
5 合格はすぐ側にある 160
合格は努力の延長線上にある
第7章 司法書士の魅力
1 士業とは? 164
司法書士の付き合いは自己中心的?/資格とブランド/制度上の保障
2 司法書士としてのやりがい 168
士業の意味
3 司法書士の業務・報酬 170
業務内容/司法書士の報酬について
巻末付録1 オートマチックシステムの特徴 174
巻末付録2 平成22年度記述式問題[不動産登記法書式] 180
著者プロフィール
山本浩司
1960年、大阪府生まれ。筑波大学附属駒場高校を経て、東京大学法学部を卒業。平成11年にわずか6か月で司法書士試験に合格。現在、神奈川県司法書士会所属の司法書士。「早稲田セミナーお茶の水校」講師としても活躍中。主な著書に『なるほど民法』(中央経済社)、『山本式合格法民事訴訟法』(早稲田経営出版)など。