究極の問題解決!! 「先読み力」で効率アップ

あなたは問題が起きてから慌てるタイプですか?
それとも、問題が起きないように事前に行動するタイプですか?

書店の棚を見ると、問題解決に関する本がたくさん並んでいます。
日々の仕事の中で問題はたくさん起きます。
その問題をいかに解決するか、ということにみなさん関心があるのでしょう。

でも一方で、「問題が起きないようにする」本はあまり見かけません。

『「先読み」力で人を動かす』 は、問題が起きる前に行動を起こして、問題が起こらないようにすることを提唱しています。
常に「先読み」をすることで「先に」問題を解決してしまいましょう、というのが本書のテーマです。

「先読み力」で人を動かす

今回のイチ押しでは本書の編集を担当した弊社第一編集部・前川に本書の見どころや著者のエピソードなどを聞きました。

本書の内容だけでなく、本書ができた裏舞台もあわせてお楽しみください。

村中剛志

むらなか・たけし
1996年日本IBMに入社。長野オリンピック、某都銀を担当するITエンジニアを経て、3年間イギリスに赴任、リーダーとして国際プロジェクトを率いる。帰国後、役員補佐を経て、IBCS(IBMビジネスコンサルティングサービス)に参画。現在、IBCS金融事業本部にてプロジェクトマネージャを務める。2007年には同社、年間最優秀プロジェクトで表彰される。
 
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1. 「先読み力」について簡単に教えてください。


先読み力は「もう一つの問題解決」です。

問題解決には、大きくふたつあると思います。
ひとつは、何か問題の「発生後」にロジカルに解決すること、もうひとつは、問題の「発生前」に発見して解決すること。

「先読み力」は後者の問題発見に役立つスキルです。起こりうる出来事(問題)を事前に予測し、先手で行動することで問題そのものを解決(発生させないように)する力のことです。

大切なのは、「だから問題が起こったんだ」と言えるようになることではなく、問題の発生を防ぐため先手を打って行動すること。

この先手で行動することを「プロアクティブ」と表現しています。アルファベットで、proactiveと綴るのですが、pro+activeで「一歩先の行動」という意味になります。この、行動に移すことこそが重要です。

「先読み力」は問題を予測し「プロアクティブ」に行動する力のことです。


2. 先読み力があると、どんないいことがあるので
  すか?


「先読み力」で無理・ムダなく推測し、「プロアクティブ」に行動すれば、常識はずれの残業時間、不要なトラブルに巻き込まれなくなります。

現在の高速化しているビジネスシーンにあって、トラブルが起こってから対応していては遅いケースがあります。先手を打って行動すれば、トラブルシューティングに時間をとられることもなくなり、結果として時間的、精神的にも余裕がうまれ、より成果を生み出すための仕事に力を投入することができます。

時間管理、チームマネジメント、ミーティング、お客様との交渉など、重要なビジネスシーンにおいてどうすればよいかがわかり、あなたの思い通りにビジネスをリードすることができます。


3. 著者のプロフィールを教えてください。


著者の村中剛志(むらなか・たけし)さんは、外資系IT企業の第一線でバリバリ活躍されているリーダーです。

数年前まで、8,000人をまとめる役員の意思決定のサポートをする「役員補佐」というポストを務めていました。イギリス在勤時代には国際プロジェクトを成功に導いた経歴を持つほか、最近は、外資系ITコンサルティング企業に出向してプロジェクトマネジャーを務め、2007年には社内の最優秀プロジェクト賞を受賞されています。

こうお話しすると、堅そうだとか近寄りがたいように思われるかも知れませんが、そんなことはありません。リーダーとして、メンバーの成長を最優先に考えている人です。
3つのこころ―リードするこころ、感謝するこころ、援助するこころ――を大切にされています(詳しくは本書でごらんください)。

外資系と聞くとなんとなくドライなイメージがありましたが、それをいい意味で裏切ってくれた方です。
この人の下で働きたいなと思わせてくれるリーダーです。


4. 村中さんが先読み力を意識しだしたのはいつ
  ごろだったのでしょう?きっかけがあればあわ
  せて教えてください。


先ほど少しお話ししましたが、村中さんは8,000人をまとめる役員の業務をサポートする「役員補佐」を務めた経験があります。

役員の忙しさは尋常ではなく、ただ目の前のことをこなしているだけでは仕事は回せません。
ですが、村中さんの目から見ると、役員は余裕で仕事をこなしているように見えたそうです。
「自分と役員とはどこが違うのだろう?」と観察すると、起こりうる出来事を事前に考えているかどうかだ、ということに気づいたそうです。それを「先読み力」と定義し、以後務めたプロジェクトマネジャー等の経験を通じて磨き上げ本書にまとめました。


5. 著者はどんな性格の方ですか?仕事を進めて
  いく中で印象的だったエピソードがあれば教え
  てください。


村中さんはメンバーを大切にし、人の意見にしっかり耳を傾けるリーダーです。

メンバーの方たちに、原稿やゲラ(校正用の紙)を読んでいただいたのですが、中には厳しい意見もありました。そうやって、メンバーがリーダーに対して、自分の意見(それが厳しい意見であっても)をきっちり言えるのは、村中さんがリーダーとして信頼されているからだと思います。それはもちろん、村中さんがメンバーを信頼しているからでもあるのですが。

ここ数年、「スポンサーシップ」などという言葉をよく耳にしますが、それを実践している人です。


6. 編集する上で大変だった面を教えてください。


いま思えば大変だったことはほとんどありません。というのは、この本の制作を通じて「大変なことは、自分の成長のためには必要で大切なチャンス」だと学んだからです。「いま仕事が大変で、回せていない」っていう方にぜひ読んでいただきたいです。
私と同じように励まされるかと思います。


7. 最後に「読みどころ」を教えてください。また、
  この本を特に読んで欲しい人はどういう人で
  しょうか。


「問題解決のツールは学んだけど、実際のビジネスでうまくいかないのはなんで?」という疑問をもっているリーダーやこれからリーダーになる人に読んでほしいです。

個人の仕事はうまく回せていても、メンバーのことやお客様などの関係者を思うようにリードすることはなかなか難しいものです。それを実現するための方法を紹介しています。

一部を紹介すると、
「あなたが1時間に出すべき価値はいくらか?」
「時間管理は徹底的に実績(アウトプット)にこだわる」
「指示待ち人間ゼロのチームのつくり方」
「漂流ミーティングはホワイトボードで『見える化』する」
「事前ネゴすべき3つのタイプ」
「期待値の『ギャップ』を利用する」
あたりは読み応えがあるのではないかと考えています。

「先読み」して「プロアクティブ」に行動することで、ビジネスだけでなく、人生を充実させるきっかけになれば幸いです。
 
 

 
「先読み力」で人を動かす
村中剛志 四六判/並製 256 ページ
   
978-4-534-04370-2 ¥1,575
  
外資系IT企業で最優秀プロジェクト賞を受賞した著者が、マネジメント法を大公開。「指示待ち人間ゼロチーム実現法」「漂流会議の一発レスキュー法」など超実践的スキルで思いどおりに周りを動かせるようになる。ツールフォーマット・ダウンロード特典つき!

≪章立て≫
序章 先読み力ってなに?
第1章 あなたの先読み力を知る
第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント
第3章 メンバーが躍動するチームマネジメント
第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
第5章 チーム関係者を巻き込み成功に導く
終章 リーダーに必要な3つのこころ
  
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