人名・地名 おもしろ雑学

日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、本当?と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。

交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。

著者プロフィール

森岡 浩(もりおか・ひろし)

姓氏研究家・野球史研究家。1961年高知市生まれ。土佐高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。学生時代から独学で姓氏研究を始め、文献だけにとらわれない実証的な研究を続けている。一方、高校野球を中心とした野球史研究家としても著名で、知られざる地方球史の発掘・紹介につとめているほか、全国各地の有料施設で用いられる入場券の“半券”コレクターとしても活動している。

著書は『名字の地図』『高校野球がまるごとわかる事典』(いずれも小社刊)、『名字の謎』(新潮社)、『日本名字家系大事典』(東京堂出版)など多数。

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「あまちゃん」のヒロイン能年玲奈のルーツ

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2013/04/08 10:32

4月1日から始まったNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』は、初回の視聴率が関東地区で20%を超え、順調な滑り出しとなった。ドラマの設定は岩手県三陸地方の架空の町だが、ロケ地である岩手県久慈市宇部町小袖地区には続々と観光客が訪れているという。

このドラマでヒロイン・天野アキ役をつとめているのが、昨年2000人近いオーディションで選ばれた19歳の能年玲奈だ。この「能年玲奈」というは本名で、かなり珍しい名字だ。「能年」という名字は山陽地方に点在しており、能年玲奈自身も兵庫県出身とのこと。

さてそのルーツだが、地名由来で発祥地は播磨国飾東郡南畝村だろうとみている。というのも、この南畝村は「のうねん」と読むのだ。元々は長畝で「のうね」と読まれたというが、やがて「南畝」となり、「のうねん」に変化したようだ。

しかし、「南畝」で「のうねん」と読むのは難しく、戦国時代には「農年」という漢字も使われていたらしい。能年一族は「のうねん」に「能年」という漢字をあてたものだろう。

江戸時代になると南畝村は姫路の城下町に組み込まれ、現在では姫路市南畝町となっている。



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