小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方

発売日 2011.03.24
著者 井寄奈美
判型 四六判/並製
ページ数 224
ISBN 978-4-534-04814-1
価格 ¥1,650(税込)

「法律上、社員の給料、賞与、退職金、社会保険料等はどこまでカットできるのか?」「社員のモチベーションを下げないための手続きは?」「給料を下げたらデキる人が辞めてしまわないか?」…など、小さな会社の経営者の人件費にかかわる悩みを一挙解決!

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はじめに

第1章 できるだけ人件費をかけずに人を雇う

 1-1 給料をあまり払いたくない! 最低限の給料はどう考えればいい? 10

 1-2 人を雇うときにかかる費用は給料だけではない 29

 1-3 人件費を固定費にしないためには? 44

第2章 いま雇っている社員の給料を見直したい

 2-1 自社の給料の決め方・払い方を徹底解剖してみる 56

 2-2 給料を引き下げる場合に知っておきたいルール 80

 2-3 給料を引き下げる際の具体的な手法とは? 86

 2-4 給料を引き下げることによるデメリット対策 105

第3章 賞与・退職金の引き下げ・廃止でコストダウンする

 3-1 賞与・退職金を支払うときのルール 114

 3-2 賞与カットをするときの注意事項 125

 3-3 退職金制度を見直す際はこのポイントを押さえる 137

第4章 トラブルにならない人件費節約の方法

 4-1 管理職にすれば残業代は払わなくてもいい? 152

 4-2 社会保険料節減のために短時間勤務のパートで職場を構成 177

 4-3 歩合給にすれば無駄な給料を払わずに済む? 186

第5章 社員が納得して力を発揮する給料の決め方

 5-1 経営者と社員は給料に対する意識が違う 194

 5-2 納得できる給料にするために具体的にやるべきこと 200

 5-3 新制度導入の際のルールと心構え 211

 おわりに

Case Study 事例に学ぶ!

 ・正々堂々と、「うちの給料は月給15万円です!」と言い切れる理由 14

 ・有休は買い取りができるの? 42

 ・給料を上げずに社員のモチベーションを上げる方法 48

 ・パート社員に残業代を請求された! 78

 ・退職金をめぐるトラブル事例 122

 ・未払い残業代請求の実態 155

 ・年俸制社員に残業代を請求された事例 165

 ・パート社員を正社員に切り替えた理由 178

 ・病気になった社員の給料を止めることができず困った事例 184

 ・歩合給を導入したが3か月で元に戻した会社 190

なにわの社労士の本音コラム

 ・社員は最低賃金でも社長の給料は月額100万円取ること 28

 ・支給基準を変更した場合は賞与・退職金と連動していないか要チェック! 91

 ・減給の制裁では、継続的に給料を下げることができない 97

 ・制度設計に社員をまき込む 108

 ・中小企業でも賞与の引当て・退職金の積み立てをしている会社が多い 117

 ・賞与の支払いではトラブルは意外と少ない 129

 ・残業代から逃れるにはタイムカードを廃止する? 160

 ・みなし残業代は、はたして得策か? 172

 ・社会保険に適正に加入していないとどうなるのか 182

 ・自分の仕事は誰のためになっているのか社員に気付かせる 198

正しい書式集

 ・通勤経路申請書 71

 ・残業申請書 76

 ・給与額変更に関する同意書 95

 ・社員説明会議事録 103

 ・誓約書 147

著者プロフィール

井寄奈美

いより・なみ
大阪市出身。井寄事務所代表。特定社会保険労務士。関西学院大学文学部卒業後、大阪船場の繊維商社に11年間勤務。同社を退職後、2001年社会保険労務士資格取得。給与計算のアウトソーシング会社勤務を経て、2006年に独立開業。現在は、“社員のモチベーションを上げる仕組み作りのプロフェッショナル”として、就業規則の作成、人事評価制度の導入、賃金設計など、経営者の社外参謀として顧問先企業の業績アップに貢献している。著書に『小さな会社のトクする人の雇い方・給料の払い方』(当社)がある。

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