入門の入門 ISOのしくみ
発売日 | 2009.04.08 |
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著者 | 牧英憲/鳰原恵二 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 232 |
ISBN | 978-4-534-04537-9 |
価格 | ¥1,650(税込) |
9000s、14000sを中心として、ISOを認証取得しようという経営者・推進リーダーのための入門書。類書のように各要求事項ごとの解説や導入ステップの説明だけではなく、マネジメントシステムとして企業に根付かせるための、意識付け・社員教育の手引書でもある。
≪章立て≫
第1章 ISOの基礎知識
第2章 なぜISOシステムは注目されているのか
第3章 品質マネジメントシステムISO9000sの基礎知識
第4章 環境マネジメントシステムISO14000sの基礎知識
第5章 ISO22000sと食品安全管理のためのシステム
第6章 情報セキュリティマネジメントシステムISO/IEC27000sとは
第7章 その他のISOマネジメントシステム標準の動向
第8章 ISOシステム導入のポイント
第9章 ISOシステム構築から審査・登録・認証までのステップ
第10章 ISOシステムの認証取得スケジュールと取得後の審査
第11章 中小企業のISOシステム活用の道
第12章 ISOシステム・環境保全に対する業界・業者・行政などの取組み
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詳細
第1章 ISOの基礎知識
そもそもISOとは何か 14
永いISOの歴史 16
国際的な標準化のリーダーシップをとるISO 18
意外と身近なISO 20
ISOにマネジメントシステムの標準が誕生 22
こんなにある「標準」のいろいろ 24
つぎつぎと生まれるマネジメントシステム標準 26
国際標準ISOと国家標準JISとの関係 28
審査登録における国際相互承認の推進 30
ISOの自己適合宣言とは 32
column 国際標準をつくるISOとIEC 34
第2章 なぜISOシステムは注目されているのか
グローバル・スタンダード時代への対応とISO 36
「ISOシステムの導入」とはどういうことか 38
ISOの価値を再認識する 40
ISOが会社を強くする 42
ISOマインドが不祥事を防ぐ 44
ますます広がりを見せる国際標準の輪 46
ISOの認証をとらなければどうなる? 48
column ISO標準ができるまで 50
第3章 品質マネジメントシステムISO9000sの基礎知識
ISO9000sとは何か 52
ISO9000s認証取得の必要性 54
ISO9000sと品質管理活動の関係 56
ISO9000sとCEマーキングの関係 58
ISO9000sとPL(製造物責任)の関係 60
ISO9000sの認証取得に要求されること 62
ISO9001:2008の発行と対応 64
column マネジメントシステム認証機関(1) 66
第4章 環境マネジメントシステムISO14000sの基礎知識
循環型社会における環境マネジメントシステム 68
ISO14000sとは何か 70
ISO14000s認証取得の必要性 72
待ったなしの地球環境保全対策 74
グリーン購入や環境教育への取組みとEMS 76
エコアクション21とISO14001の関係 78
ISO14000sの認証取得に要求されること 80
column マネジメントシステム認証機関(2) 82
第5章 ISO22000sと食品安全管理のためのシステム
食の安全の意識の高まりと食品安全管理の手法 84
ISO22000sとは何か? 86
ISO22000s認証取得の必要性 88
HACCPとは何か? 90
ISO22000sの認証取得に要求されること 92
column 食品表示違反の防止に向けた農林水産省の姿勢 94
第6章 情報セキュリティマネジメントシステムISO/IEC27000sとは
情報セキュリティの不備は企業の存続を脅かす 96
ISO/IEC27000sとは何か 98
ISO/IEC27001(ISMS)認証取得の必要性 100
ISO/IEC27001(ISMS)認証取得のメリット 102
ISO/IEC27001(ISMS)認証取得に要求されること 104
column ISO/IEC27001の認証機関 106
第7章 その他のISOマネジメントシステム標準の動向
ITサービスマネジメントシステムISO/IEC20000とは何か 108
リスクマネジメントシステムISO31000とは何か 110
労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)とは何か 112
事業継続マネジメントシステム(BCMS)とは何か 114
統合マネジメントシステムの方向はどうなる 116
column 国際標準の先がけ─メートル法 118
第8章 ISOシステム導入のポイント
認証取得前に準備しておきたいこと(1) ISOシステムの内容を知る 120
認証取得前に準備しておきたいこと(2) 導入目的を明確にする 122
認証取得前に準備しておきたいこと(3) 導入のための社内体制を整備 124
認証取得前に準備しておきたいこと(4) 認証取得のメリットを認識する 126
認証取得の条件(1) 経営者と社員の意識改革 128
認証取得の条件(2) 経営者がリーダーシップを示す 130
認証取得の条件(3) 人材を育成し組織を編成する 132
認証取得過程での留意点(1) 自社の実態を正確に把握する 134
認証取得過程での留意点(2) ISOの真意をつかむ 136
認証取得過程での留意点(3) 審査時によく指摘されること 138
認証取得過程での留意点(4) コンサルタントとのつきあい方 140
ISO認証取得における問題点(1) 中小企業の認証取得の問題点 142
ISO認証取得における問題点(2) 「取得しない」「返上する」問題 144
column ISO9001認証取得企業の取組み状況 146
第9章 ISOシステム構築から審査・登録・認証までのステップ
システム構築から認証証書取得までの全体像 148
ステップ1 〔システムの構築〕 文書全体の構成を確認する 150
ステップ1 〔システムの構築〕 マニュアルとは何か 152
ステップ1 〔システムの構築〕 マニュアルの構成を知る 154
ステップ1 〔システムの構築〕 業務内容の文書化と図示化 156
ステップ1 〔システムの構築〕 方針を決める 158
ステップ1 〔システムの構築〕 適用範囲を決める 160
ステップ1 〔システムの構築〕 既存文書の共通化と部門間の調整 162
ステップ1 〔システムの構築〕 文書の管理方法を決める 164
ステップ2 〔システムの運用〕 マニュアルの周知徹底と教育 166
ステップ2 〔システムの運用〕 内部監査を実施する 168
ステップ2 〔システムの運用〕 マネジメントレビューは経営層で 170
ステップ3 〔審査・登録・認証〕 認証機関による審査を受ける 172
ステップ3 〔審査・登録・認証〕 ふさわしい認証機関を選ぶ 174
column 組織不祥事への認定・認証機関の対応について 176
第10章 ISOシステムの認証取得スケジュールと取得後の審査
認証取得はどんなスケジュールで進めるか 178
認証取得後のフォローアップ 180
定期審査と更新審査 182
複合審査のやり方 184
複合審査の一般的なスケジュール 186
column 認証取得から更新審査までにかかる費用は? 188
第11章 中小企業のISOシステム活用の道
中小企業の認証取得の実態 190
品質マネジメントの8つの原則 192
マネジメントシステムのダブルスタンダードを避ける 194
マニュアルの見直しと自社システムの見直し 196
ISOを利益の生む道具にする 198
column ISOマネジメント標準の認証の業種・業務 200
第12章 ISOシステム・環境保全に対する業界・業者・行政などの取組み
ISOマネジメントシステムはすべての業種が対象 202
食品・飲料業界の取組み 204
プラスチック・ゴム製品業界の取組み 206
金属製品業界の取組み 208
電気・電子機器業界の取組み 210
自動車業界の取組み 212
建設業界の取組み 214
印刷業界の取組み 216
情報技術(IT)業界の取組み 218
運輸業界の取組み 220
小売業界の取組み 222
サービス業界の取組み 224
地方自治体の取組み 226
column REACH規制とRoHS指令 228
機関・団体等の略称
INDEX
著者プロフィール
牧英憲/鳰原恵二
牧経営管理研究所所長。経営コンサルティング、執筆・講演活動など多数。
にゅうはら・けいじ
ニューシステム研究所所長。TKG(東京経営研究グループ)常務理事としてコンサルティング、執筆活動などをこなす。