入門の法律 図解でわかる商法・手形小切手法

発売日 2008.08.27
著者 中島成
判型 A5判/並製
ページ数 160
ISBN 978-4-534-04428-0
価格 ¥1,540(税込)

会社法の施行で、商法からは会社に関する部分が削除されたとはいえ、ビジネスマンなら知っておきたい商法第1編「商法総則」、第3編「商行為」に手形・小切手法を加え、図解でわかりやすく解説しました。大学の授業や資格試験等にも役立つ一冊です。

≪章立て≫
第1章 ビジネスの基本を定める商法総則
第2章 さまざまなビジネスのルール(商行為1)
第3章 損害保険と生命保険(商行為2)
第4章 約束手形に関するルール
第5章 小切手と為替手形の基本

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章立て

第1章 ビジネスの基本を定める商法総則

 1 商法とは何か 10

   商法は企業に関する法律、民法は一般市民間の法律

 2 商行為と商人 12

   商法の適用範囲を決める重要な概念

 3 商業登記制度とは何か 14

   商人の信用を維持し、取引の相手方の保護を図る

 4 商業登記の効果 16

   「知らなかった」とは言わせない

 5 商号に対する規制 18

   どんな商号をつけてもかまわないか

 6 類似商号と商号譲渡 20

   まぎらわしい商号を使われた場合はどうするか

 7 ドメイン名の使用と不正競争 22

   ドメイン名も守る不正競争防止法

 8 名板貸し 24

   他人に商号の使用を許した場合の責任

 9 支配人とはどんな人? 26

   名称や肩書でなく実際の権限で決まる

 10 電子商取引(1) 28

   本人識別情報の盗用、操作ミスによる申込みなど問題点も多い

 11 電子商取引(2) 30

   たくさんの法律が安全な取引を実現する

 12 営業譲渡とは何か 32

   意義、手続き、競業避止義務

 13 営業譲渡と債務の引継ぎ 34

   営業譲受人が譲渡人の債務の責任を負わされる場合がある

 14 商業帳簿の役割 36

   商人の財産を的確に把握するために作成する

 15 代理商とはどのようなものか 38

   締約代理商と媒介代理商の2種類がある

第2章 さまざまなビジネスのルール(商行為1)

 1 商行為とされるもの 42

   絶対的商行為、営業的商行為、附属的商行為の違い

 2 商行為に関する規定 44

   利率、消滅時効、連帯債務、留置権、代理等について定められている

 3 商人間の売買と担保責任 46

   売り主の責任を追及するなら期限に気をつける

 4 商法526条の「受領」の時期 48

   欠陥商品を買わされたときの売り主の責任を問う条件

 5 運送営業 50

   運送中に品物が壊れたり盗まれたりしたときは

 6 宅配便と責任限定約款 52

   債務不履行責任だけでなく不法行為責任も制限された

 7 貨物引換証も有価証券の1つ 54

   空券や品違いの問題点

 8 運送取扱営業とは 56

   荷送人のために適切な運送人を見つける

 9 場屋取引営業の厳しい責任 58

   客から預かった物が壊れたり盗まれたりした場合

 10 問屋の果たす役割 60

   証券会社は問屋

 11 倉庫営業の注意点 62

   業者の責任を加重し、または軽減する特別な規定

 12 倉庫証券とはどんなもの? 64

   実際に使われるのは倉庫証券のうちの倉荷証券

 13 交互計算のメリット 66

   一括相殺で債権債務を清算する

 14 活用される匿名組合 68

   ファンドの組成や不動産の証券化にも利用される

 15 仲立営業は報酬に特徴がある 70

   契約成立のために尽力する事実行為

 16 特約店契約解除と不公正取引 72

   化粧品の対面販売義務を課す特約店契約は独禁法違反か

 17 フランチャイズ契約の特徴 74

   フランチャイズ契約と伝統的な特約店契約の違い

 18 金融商品取引法の特徴 76

   金融商品の公正、適正な取扱いに関する基本法

 19 消費者契約法の規制 78

   誤認、困惑があれば契約を取り消せる

 20 ファイナンスリースの特徴 80

   広く利用される独特の契約形態

第3章 損害保険と生命保険(商行為2)

 1 保険の意義 84

   営利保険と相互保険、損害保険と生命保険

 2 損害保険とはどのようなものか 86

   生命保険や傷害保険との違いはどこにある?

 3 自賠責と任意保険 88

   交通事故の被害者は保険会社に直接損害賠償請求できるか

 4 生命保険とはどのようなものか 90

   相続放棄しても生命保険金はもらえる

 5 生命保険の告知義務 92

   告知義務の存在と質問表には要注意

 6 保険会社の免責をめぐる問題 94

   事故発生通知を怠っても損害保険金は払われるか

第4章 約束手形に関するルール

 1 手形・小切手の機能 98

   支払いを約束する手形と支払いを依頼する小切手

 2 有価証券とはどのようなものか 100

   権利の流通性を高める手段

 3 手形行為について 102

   手形行為の無因性、文言性とはどういうことか

 4 振出・裏書・割引の意味 104

   手形に関するさまざまな行為

 5 手形債務の発生時期 106

   手形に関する学説の理論的な焦点

 6 約束手形には何を記載するか 108

   どのようなことを記載すれば有効な手形となるのか

 7 手形行為が取り消される場合 110

   詐欺や強迫によって振り出させられた手形の支払い義務は

 8 代理人による手形行為 112

   無権代理人が振り出した手形も有効になる場合がある

 9 手形の偽造 114

   偽造された者の責任はどうなる?

 10 手形が変造されたら… 116

   内容が勝手に変えられた手形で責任を負わせられるか

 11 白地手形 118

   将来補充されることが予定されていれば無効手形ではない

 12 善意取得が認められる場合 120

   盗人から譲り受けても権利を取得できる

 13 「人的抗弁の切断」について 122

   善意取得とは微妙に異なる

 14 手形行為の無因性とは 124

   手形金の請求が権利の濫用として拒否される場合

 15 手形書換のいろいろ 126

   新しい満期まで支払いが猶予される手続き

 16 融通手形の性質 128

   支払いの確実性が劣る危ない手形

 17 手形保証のキビシイ面 130

   隠れた手形保証もある

 18 手形の支払い 132

   期間内に支払呈示しなければならない

 19 遡求の効果 134

   支払いを拒絶されたときには裏書人に請求できる

 20 手形金請求権の時効 136

   いつまでも権利が行使できるわけではない

 21 手形当事者の公平を図る利得償還請求権 138

   利得償還請求権は最終的な救済手段

 22 公示催告と除権決定 140

   手形をなくしたときはどうすればよいか

第5章 小切手と為替手形の基本

 1 小切手とはどのようなものか 144

   支払いを銀行に依頼する短期決済手段

 2 小切手の取扱い 146

   譲渡、支払い、遡求、時効

 3 預手と線引小切手 148

   不渡りになる心配のない小切手

 4 為替手形とはどのようなものか 150

   手形金の支払いを委託するもの

 5 為替手形の利用法 152

   国際取引において送金手段や取立手段として利用される

 6 国際売買のルール 154

   わが国ではFOBとCIFが最も利用される

 7 手形訴訟と小切手訴訟 156

   迅速な判決を実現するための特別な訴訟手続き

INDEX 158

著者プロフィール

中島成

なかしま・なる


昭和34年、大分県大分市生まれ。東京大学法学部卒。裁判官(名古屋地方裁判所)を経て、昭和63年4月弁護士となる(東京弁護士会所属)。平成2年4月中島成法律事務所を東京都港区元赤坂に設立、事務所名を中島成総合法律事務所に改め、平成8年11月に東京都中央区銀座に移転。日本商工会議所・東京商工会議所「会社法制の見直しに関する検討準備会」委員、東京商工会議所「経済法規・CSR委員会」委員、「経営安定特別相談室」商工調停士、「中小企業金融委員会」ワーキンググループアドバイザー等を務める。


また、全国地方銀行協会研修所などでの講演も多数行う。『図解でわかる会社法』『図解でわかる商法・小切手法』『入門の法律 商法のしくみ』(以上、当社)、『民事再生法の解説』『個人情報保護法の解説』(以上、ネットスクール)など著書多数。

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